りそなキッズマネーアカデミー
おみやげもいっぱいです!
支店によって、高学年を対象にした一日コースや、低学年を対象にしたコース、親子コースを開催するところもあります。私が申し込んだのは、4年生の子どもが参加できる、九段下支店のコース。支店の行員のみなさんが、業務時間が終わってボランティアで開催します。集合時間に連れて行って、子どもを預けることも出来ますし、親も一緒に見学することも出来ます。私は途中から参加しました。
まずはお金と銀行の役目を学びます。
「お母さん、銀行の役目は為替(かわせ)、お金を預かる、貸すなんだよ」と難しいことを覚えていました。為替というと、外国為替(がいこくかわせ)=FXというイメージがありますが、ここで学んだのは、内国為替。つまり、現金を使わないでお金を送る方法のことです。
続いて、銀行の見学。窓口から、ATM、金庫、貸し金庫なども見学できたようです。もちろん、撮影禁止。最後は1億円とご対面!
「金庫は、ろうやみたいになっていて、丸い船のハンドルみたいなのが扉についていて、お金は入っていないんだって。貸し金庫はお金が入っているって」
「1億円をだっこしたよ。束になってて、これくらいの大きさで、こうやって」
テレビなどで見る、アクリルの箱に入って、手だけが入れられる展示用のお札ではなく、何もない、お札の束!日本銀行のサイトに、1億円があったので見てみると
「これこれ!!!」
新札は約10キロですから、持ち上げる子もいれば、だっこする子もいてみんなうれしそうだったそうです。そりゃそうですよね。ちなみに、会社員の男性の平均生涯給与は2億円くらいですから、お金の重みがわかるとは、このことですね。
後半は、班対抗のゲームをします。
ここから私も見学しました。ライフイベントがベースになっていて、人生ゲームのようなゲームです。
「株は成功すると、どっか~んともうかるけど、失敗するとどっか~んと減るんだよ。株で失敗したけど、生命保険があったからそれをお金にして生き返ったよ~」
なんともリアルな感想です。
この後、修了証とおみやげをもらって終了。始まりと終わりには、「起立、礼、着席」という掛け声もあって、本物の授業のようでした。おみやげにもらった、キャラクターのネコ「りそにゃ」のおこづかい帳がとてもよく出来ています。
「今月は節約月間にするんだ、敬老の日までに500円貯めてプレゼントする!」と、張り切っております。
さあ、次は「どっか~んともうけたり、損したりする」と教えてもらった株について、学びます。本当は、どういう目的で作られて、どんな役目があり、どれくらいどっかんどっかんする物なのでしょうか?
シェア先生の親子経済教室
東京証券取引所主催のイベントです。テレビでよく見る場所ですよね
まず、私達の豊かな暮らしと、国や会社のつながりを学びます。私達の豊かな生活を支えてくれているのは、必要な物やサービスを提供してくれる「会社」があるから。国は安心、安全なサービスを会社に作ってもらって、公共のサービスとして提供します。
ここで、その会社がお金を集めるための手段として、「自分の貯金を使う」、「銀行から借りる」、「株式を発行する」という株のお話を学びます。株式とは、資金調達手段で、400年の歴史があること。株主の魅力とリスクについても説明を受けます。リスクについては、わかりやすい説明でした。簡単に言うと
「もし、会社を作ろうと思ったら、工場を作ったり、人を雇ったり、しなければなりません。みんなでお金を出し合えば、少しずつのお金で出来ます。万が一、会社が倒産しても、株主は、有限責任です。出した少ないお金はなくなりますが、借金を返済しなくてもいいので、それ以上の損はありません」
上場できたらここで記念撮影!
つまり、会社のオーナーになろうと思うと、時間、資金、経営能力などが必要でだれでもできるものではありません。ところが、「こんな会社があったらいいな~」と思った会社と同じ会社があれば、株主になることで、その会社を応援することができます。
残念ながら、会社がうまくいかなかったとしたら、最初に買った株価は下がるかもしれませんが、損失は限定されます。追加でお金を払うことは、普通の株の売買ではありません。損ばかりでなく、メリットとして株価が上がること、配当金や株主優待がもらえるメリットもあります。
お話だけでなく、お菓子会社を作る夢を持った女の子のDVDを見ることで、理解は深まります。
この後、株を売買している、東京証券取引所のテレビによく出てくるアローズを、私も初めて見学しました。上場した会社の記念撮影をするところで、私も記念撮影。
株式ゲーム、優秀者は表彰されます!
東京証券取引所のFacebookページを「いいね!」しておくと、東証のいろいろなイベントやセミナーのお知らせがわかります。
最後は、年金についてお勉強しました。