銀座で陽気に酔うならココ!スペインの熱気を堪能
銀座のど真ん中にある一軒家レストラン「バニュルス」。通りに面した開放的な店構えで、お店の外までお客さんが溢れている人気店だ。1Fはバルスタイルで、メニューには500円タパスが10~15種ずらりと並ぶ。店員は威勢のよい声で盛り立てながら店内を走り回り、カウンターはスタンディング客でぎゅうぎゅう。ごちゃごちゃして落ち着かない空間、これがたまらなく心地よい。スペースを譲り合って小さく飲むのではなく、ぎゅうぎゅうだからこそ生まれるお隣さんとのコミュニケーション。「それ美味しそうですね、何ですか?」「1口食べてみます?お気に入りなんですよ」「よく来るんですか?」なんて会話も自然と生まれる。
静かに飲みたい、ゆったり食事をしたいという時は2Fへ。ガラス張りのオープンキッチンと、クロスのかかったテーブル席。本格スペイン料理を味わえる、28席の小さなレストラン。アラカルトの他、プリフィクスコースも楽しめる。
ワインリストは3,000~4,000円台を中心に100種類!スペインワイン中心だが、品種・地域ともに幅広く抑えたオザミグループならではの品ぞろえだ。
本格派のタパスを驚きの価格で
安価でタパスをつまめるお店は増えてきたが、本格派のタパスを安価で提供するお店はまだまだ貴重な存在。どれも店のプライドを感じさせる、シンプルで妥協のない小皿料理だ。ラマンチャ風野菜のトマト煮 800円。たっぷり野菜の冷たい煮込み料理。フランスのラタトゥイユ、イタリアのカポナータに似ているが、落とし卵を崩してソースのようにいただくのがラマンチャ流。パプリカの香りが広がるしっかり味、生ハムがいいアクセントになっている。
マッシュルームのアヒージョは、このボリュームで500円。マッシュルームの味付けも歯ごたえもドンピシャで、CAVAのお供につまみだしたら止まらない。そしてオイルも絶品なので、残したりしたらもったいない。バケット(250円)もオーダーし、オイルを浸しながらいただこう。これだけでボトルワインがもう1本あいてしまいそうだ。
吉田豚ハラミの鉄板焼き 500円。ジューシーで柔らか、旨みしっかりで食べごたえあり。フォークとナイフでいただくならソースもありだが、陽気に飲みながらつまむ料理なら、こういうシンプルな味付けがちょうど良い。
人気No1「漁師風魚介のパエリア」は、2F席のみのスペシャリテ。魚介のエキスがギュッと詰まったスープで炊くパエリアは、中心部はしっとりのカタルーニャスタイル。添えられたニンニク風味のアリオリソースを混ぜ、途中から味を変えて楽しむこともできる。
>>盛り上がった10周年記念イベント!