ティーバッグで淹れるお茶もちゃんとおいしい

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151Eの「宮崎の高千穂茶」を冷茶に仕立てたもの。甘さが際立つ。

良い茶葉を使ったティーバッグで淹れたお茶と、そこそこの茶葉を急須で淹れたお茶では、当たり前ですがティーバッグの方がおいしいのです。急須のメリットは沢山の茶葉をたっぷりのお湯で淹れられることと、急須の中で茶葉が開きやすく、動きやすいこと。そこを、最近のティーバッグは、バッグを三角錐状にすることで省スペースと茶葉が充分に動けるスペースを確保。さらに、お湯飲み1杯分を出すことに特化して、茶葉をカット。茶の成分が出やすい状態でパッケージングしています。

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151Eの10種類のティーバッグ。パッケージデザインも良く考えられている。

そのため、1パックで1度しか淹れられませんが、その分、急須に負けないおいしさを実現しています。つまり、数人で飲む時は急須が良いのですが、一人で一杯だけ飲みたい、という場合は、良い茶葉のものを選べば、ティーバッグの方が手軽でおいしいことも多いのです。何より、保存に気を遣わなくて良いのがティーバッグの良いところ。旅行などにも持っていきやすいので、お気に入りのティーバッグ茶を見つけておくと、とても重宝します。

九州七県10種のお茶をティーバッグに

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左:151E「アソート TeabagBOX10p」1620円(税込)、右:151E「アソート TeabagBOX20p」3132円(税込)

151E(イチゴイチエ)のティーバッグは、九州七県のお茶どころのお茶をセレクト、それぞれをティーバッグに仕立てています。ラインアップは現時点で、福岡の八女茶(煎茶)、佐賀の嬉野茶(玉緑茶)、鹿児島の知覧茶(深蒸茶)、大分の豊後大野茶(煎茶)、宮崎の高千穂茶(釜炒茶)、長崎の世知原茶(玉緑茶)、熊本の岳間茶(玉緑茶)、さらに、福岡の浮羽で作られた有機焙じ茶、鹿児島の志布志で作られた秋番茶、同じく鹿児島の屋久島で作られた和紅茶の10種類。製品としては、それぞれのお茶を10袋のパッケージにしたもの(焙じ茶、番茶、紅茶は除く)と、それぞれを1つづつ、10袋を1パックにしたもの、2つづつ、計20袋を1パックにしたアソートタイプが販売されています。もちろん、茶葉も販売されています。
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ティーバッグは三角錐のテトラタイプ。左が鹿児島の知覧茶、右が福岡の有機焙じ茶。

この10種のアソートをまず買って色々飲んでみる、というのは、お茶を楽しむのにも、今後のためにも、とても良いことだと思うのです。何より、まず、一口に九州のお茶といっても、それぞれ本当に違う個性がある、ということが分かるのです。ガイド納富は佐賀で育ったので、日常的に飲むのは八女茶か嬉野茶でした。その違いは小学校低学年のガイド納富にもハッキリ分かりましたし、上京して、狭山茶を初めて飲んだ時は、お茶の水色が全く違うことにも驚きました。日本茶は、それを同じ日本茶という言葉でまとめて良いのか、と思うくらい、ハッキリと分かりやすく違うのです。
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お湯を注いだら、しばらく放置して、ティーバッグを引き上げる前に、少しティーバッグを動かしてお茶を混ぜるような感じで淹れる。

だから、飲み比べると簡単に、好みの味とそうでない味が見つかります。多分、茶葉のセレクト時に、おいしさはもちろん、味や香りに特徴があるものを選んでいるのでしょう。また、煎茶、玉緑茶、深蒸し茶、釜炒茶、和紅茶とお茶の製法の違いによる風味の違いも分かるようになっています。茶葉の量も3gと、一杯用のティーバッグとしては多めで、味が濃くしっかり出るようになっているので、飲み比べにも、自分の好みの濃さを知るのにも最適なのです。

茶葉の種類と淹れ方の基礎は知っておこう

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福岡は浮羽の有機焙じ茶。ほんのりと甘く、香ばし過ぎない飲みやすい焙じ茶だった。

簡単に茶葉の種類を説明しておきます。
煎茶はいわゆるポピュラーな日本茶で細く真直ぐに撚られた茶葉が特徴です。玉緑茶は煎茶の真直ぐに撚る工程を経ずに、茶葉を回転させながら熱風で乾かしたお茶。柔らかい味に仕上がるとされています。
深蒸し茶は、酸化酵素の作用を止める為の蒸し作業の時間を長くしたもの。茶葉に充分に熱が通るので、青臭さや渋味が少なく、濃厚な味になります。
釜炒茶は、蒸すのではなく釜で炒って茶葉に熱を通したもの。甘みや香ばしさが強くなります。和紅茶は緑茶に使われる茶葉を紅茶に仕立てたものです。
これらの違いは、飲めば分かると思いますので、是非、試して、自分なりの茶葉の特徴と味わいの違いを確認してください。
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こちらは鹿児島の知覧茶の深蒸し茶。しっかりとした味わいで旨味が強い。

お茶の淹れ方はティーバッグなので簡単です。水は浄水器を通した水道水を用意。市販の水を使う場合は、なるべく軟らかい軟水を使ってください。ガイド納富の経験上、サントリーの「南アルプス天然水」がおいしく入る気がしています。
そしてよく沸騰させてから、少し冷ましてティーバッグを入れた湯呑みに注ぎます。温度は、一応、目安として、焙じ茶、番茶は湧いたお湯をそのまま、煎茶、玉緑茶、深蒸し茶、釜炒り茶、和紅茶は、湯呑みに一度沸騰したお湯を注いで、それを別の湯呑みに移してから、湯呑みにティーバッグを入れて、湯呑みから元の湯呑みに移します。抽出時間は、基本30秒くらいで、玉緑茶、釜炒り茶はもう少し長めに、和紅茶は2分ほどを目安に、好みの濃さを調整してください。茶葉は多めなので、小振りのマグカップでも充分味は出ますが、基本的には、コップや湯呑み(150ml程度)くらいが濃さ的にも丁度良いようです。

ガイド納富の「こだわりチェック」

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宮崎の高千穂茶は釜炒茶なので、水出しにすると甘さが増しておいしい。コップ一杯なら10分もすれば抽出できる。少し濃いめに出して、氷を入れて飲むのも良い。

単にお湯で淹れるだけでなく、湯呑みにティーバッグを入れて、そこに水を入れて10分くらいで、おいしい水出し茶も作れます。ティーバッグ用にカットされた茶葉は、水出しでも出やすく、湯呑み一杯分程度なら短時間で抽出できるのです。また、八女などで出される氷出しのまね事も出来ます。ティーバッグを入れた湯呑みに氷を山ほど入れて、その氷が溶けた頃に飲むと、とても濃厚でとろりとした冷茶が楽しめます。
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福岡の八女茶(煎茶)を氷出しにしてみた。八女では玉露をこの出し方で飲むが、煎茶でもお茶の味が凝縮された感じでおいしく飲める。

個人的には、氷出しは八女茶か、玉緑茶でもあり釜炒り茶でもある嬉野茶がオススメ。水出しは、渋味が出ず甘味が強く出るので、焙じ茶や深蒸し茶、さらっと飲みたいなら煎茶がオススメです。
また、大きめのカップにティーバッグを2種類入れて、お湯の量を倍にすれば、ブレンド茶を作ることも可能。手軽なティーバッグだからこそ、色々試せるのが良いですね。つい実験してみたくなります。
そして、好みの茶葉が見つかれば、それを旅に持っていったり、机の上に常備したり、茶葉を購入して大量に飲んだりと、さらに楽しみが広がりますね。

【関連リンク】
・151Eのティーバッグ10種各1袋入りの「アソート TeabagBOX10p」はスタイルストアから購入できます。
・151Eのティーバッグ10種各2袋入りの「アソート TeabagBOX20p」はスタイルストアから購入できます。

茶葉も買える151Eの公式サイトはこちら
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