帰宅後、まずは空気の入れ替えをする
家に帰ると部屋の中は蒸し暑い状態。すぐにエアコンを入れたくなりますが、ちょっと待って! 暑くなっている部屋でエアコンを入れてしまうと、多くの電力を消費することになります。まずは家中の空気の入れ替えをしましょう。閉めきった家の中は家電製品があるため、外気より温度が高くなってしまいます。できるだけ風通りがよくなるように、窓を2カ所以上開けましょう。それだけでも部屋の温度は2~3℃変わるはずです。そうしてからエアコンのスイッチを入れましょう。
エアコンと扇風機の併用で空気を循環させる
エアコンと扇風機の併用で冷気を攪拌し、空気の流れをよくすると、冷気が体に当たり体感温度が下がります。体感温度が下がると、エアコンの温度を少し高めに設定しても涼しく感じるため、電気代の節約につながります。扇風機の他にシーリングファンなどでも、冷気を循環させることができます。エアコンの運転モードは「自動運転」に!
ファンの風量を自動運転にすることで、エアコンに内蔵されている室温検知が有効活用されます。室温が設定温度に近づいたら微風運転に切り替え、コンプレッサーを止めて消費電力を抑える運転に切り替わります。手動で風量を調節すると、快適温度になっても運転を弱めることはないので、消費電力を無駄に使ってしまうことになります。
エアコンのフィルターをこまめに清掃
フィルターにほこりが詰まった状態だと、当然ながら空気の循環を悪くし、風量が減少。結果的に消費電力を増やし、電気代の高騰につながります。掃除機等でフィルターの掃除を2週間に1度は行いましょう。最近のエアコンには自動お掃除機能が付いているものもあるので、日々の掃除の手間は省けます。エアコンのフィルターはこまめに掃除を!
遮光カーテンで日差しと外気を遮断
カーテンは閉めておきます。遮光カーテンは光を遮るので、外気の影響を受けにくく、さらにエアコンの効き目をよくする効果もあります。他にも外からすだれや、緑のカーテンで直射日光を防ぐのもいいでしょう。気分的にも見た目的にも涼しくなります。体感温度を下げる工夫をする
暑い日はどうしてもエアコンをガンガン入れたくなります。部屋が涼しくなるにも多少の時間がかかります。エアコンで部屋が涼しくなるまでの間に保冷剤を首に巻く、軽くシャワーを浴びる、スイカやアイスなど体を冷やす物を食べるのも一案です。体を冷やすことで、エアコンをガンガン入れなくても体感温度はぐっと下がります。デスクワークでも、保冷剤に薄めのタオルを巻き、その上に足を置いて仕事をすると、ひんやりとして気持ちいいものです。足湯の逆バージョンですね。けれど、あまり体を冷やし続けると、冷え性や体調不良になりますので、気をつけましょう。
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