SEO・SEMを学ぶ/SEO対策の基本

SEOと更新頻度の関係について(2ページ目)

SEO対策のひとつとして、新規ページを増やしたり、修正を加えたりするなど更新頻度も考慮し、常にWebサイトを新鮮な状態に保っておきましょう。

瀧内 賢

執筆者:瀧内 賢

SEO・SEMを学ぶガイド


GoogleWebmasterToolsの推奨

2013年に提供されたGoogleWebmasterTools(PDF版)において、次のように見解が述べられています。
「ウェブサイトはお店の店頭のようなものです。そう考えると、6 か月も放っておくというのはあり得ないことです。 ブログを開設したり、新商品やセール情報、特典の案内を掲載したりして、サイトをいつも最新の状態にしておきましょう。 いつも顧客の立場から考え、顧客がほしいと思う情報を提供するようにしてください。」

このように、インターネットユーザーに対して、役に立つ情報を提供し続けていくためにも、最新の状態を保持していくことを推奨しています。
(なお、重複しますが、過去に起こった出来事などの例外もありますので、該当しない部類のものもあります)

つまり、過去から未来へと時間が流れていく中で、最新か否かがカギとなります。
  1. 情報
  2. サービス
  3. セール
  4. 特典
  5. 季節もの
  6. 新商品
  7. 新規案内
……等々、現在進行形で、Webサイトを新鮮に保つことが、コンテンツの質の向上へと繋がっていきます。



順位を意識するならば、ユーザーへの意識が重要

Googleでの検索順位にこだわるあまり、更新頻度、つまり回数そのものが目的になっては本末転倒です。なぜ更新するのかを今一度考えて、コンテンツの増加や変更を行ってください。

ここで重要なことは、
  • 意識がユーザーへと向かっているか?
  • サイト内部の情報が以前のものとなっていないか?
  • 追加事項が反映されているか?
……等々、ユーザー目線での施策が、自ずとSEO対策となるのです。

まとめると、更新頻度(回数自体)が検索順位に直結するとは必ずしも言い難いです。しかし、筆者自身のサイトの検証から、回数が影響する可能性はあると推測をしています。また、時間の経過も考慮すると、情報が不十分となるサイトはユーザーに適切ではありませんので更新はするべきです。

よって、更新頻度が検索順位に関わってくると判断します。


「Googleの先には誰がいるのか?」という基本理念をもち、ホームページの管理・運営を行ってください!

以上、更新とSEOとの関係について、見解を述べてまいりました。
お客様・閲覧者を意識して、Webサイト全体を常に新鮮に保っていきましょう。



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