株価チャートを使って値上がりしそうな銘柄を選ぶ
株式市場が堅調に推移する様子を見て、「株式投資をこれから始めてみようかな」と考える人も多いかもしれません。投資する株を選ぶ基準としては、株主優待や配当金等が考えられますが、「株価が値上がりする銘柄を選びたい」と思う人も多いのでは?しかし、株式市場に上場している企業の数は数千にものぼり、知っている企業もあれば、知らない企業もあります。そのため、「どの銘柄を選べばいいのかよくわからないなあ」と思う人も多くいることでしょう。そこで今回は、株価チャートを使って値上がりしそうな銘柄を選ぶ方法を伝授します。
スクリーニングとは?
これから値上がりしそうな銘柄には2つのタイプに分けられます。・株価が上昇していて、さらに株価が上昇する場合
・株価が下がりすぎていて、これから株価が上昇する場合
株価チャートで値上がりしそうな銘柄を探す場合には、二つ目の株価が下がりすぎていて、これから株価が上昇する銘柄を探す方法が簡単です。具体的には、「スクリーニング」と言う機能を使います。
スクリーニングとは、たとえば移動平均線等のテクニカル指標や、PER等のファンダメンタル指標を利用して、銘柄を条件検索する方法のことです。何の項目でスクリーニングを行うのか決め、自分で決めた数値を入力して検索することで、「買いシグナルが出そうな銘柄」を簡単に検索することができます。
スクリーニングは、「会社四季報オンライン」等の株式情報サイトや証券会社のホームページ等で無料で利用することができます。
スクリーニングをRSIで行う
今回は、RSIの株価チャートを使って、値上がりしそうな銘柄を探してみます。RSIは、過去一定期間の株価の上昇と下落の変動幅における上昇分の割合を指した株価チャートです。0%から100%で表され、一般的に、70%超えは買われ過ぎ、30%割れは売られ過ぎの水準と考えられています。
RSIの参考記事:株価の過熱感がわかるRSIとは
RSIで株価が下がりすぎている銘柄を探す場合
これをスクリーニングに活用する場合には、値上がりしそうな銘柄を探す=株価が下がりすぎの銘柄を探すことになります。実際に、楽天証券のスクリーニング機能(スーパースクリーナー)で見てみましょう。真ん中の囲みが、詳細検索項目の中のRSIです。最大値を「30%」にして(左下の囲みの部分)、30よりも数値が低い=売られすぎている銘柄を探します。すると、305件という風に検索結果が表示されました。(真ん中の囲みの部)
スクリーニングを行うと、検索の条件に当てはまった銘柄が選ばれます。検索結果も数多く表示されますので、この中でどれを選んで投資するかは、あなたの腕次第です!
とても便利な機能ですから、銘柄選びの際にスクリーニングをぜひ活用してみてください。
※投資の判断につきましては、ご自身の責任でお願いします。
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