東京都内で傘いらずの観光・デート・お出かけはここ!
せっかくのお出かけ、デート、観光なのに天気が悪いと、服装も考えなきゃならないし、傘や荷物も増えるし……と一気にテンションが下がりますよね。しかし東京には傘なしで快適に遊べるスポットがいっぱい! その中から“1日中”遊べる8つのスポットをご紹介しましょう。<目次>
- 1.雨の日こそGO!『東京スカイツリータウン®』
- 2.文化的な1日を過ごせる 『六本木ヒルズ』
- 3.人気スポットは全て地下でつながっている!『銀座』
- 4.雨に濡れない一大ショッピングスポット!『東京駅』
- 5.東京駅から一駅で行ける台湾!? 『COREDO室町テラス』
- 6.雨の日に東京土産を探す『渋谷スクランブルスクエア』
- 7.雨に強い完全屋内型パーク『サンリオピューロランド』
- 8.“雨の日限定”が見逃せない!『東京ディズニーリゾート』
1.雨の日こそGO!『東京スカイツリータウン®』
雨天時に残念感の大きいスポットといえばやはり展望台ではないでしょうか。世界一の電波塔であり、地上450メートルの高さから東京を一望できる『東京スカイツリー®』などは、雨だと行くのを止める確率が高いと思いますが、実は東京スカイツリーの展望台には悪天候のときにしか見られないスペシャルな風景があります。
現在『天望デッキ フロア350』には、頭に簡易型ヘッドマウントディスプレーを装着して360度全方向を見渡すと、その場にいるかのような迫力ある映像を楽しめる「東京スカイツリー®VR」が設置されていますが、雨や霧など視界不良の時(雨天の場合でも街並みがはっきり見える場合は実施せず)限定で、「展望台よりも高い地上464メートルの屋外の1日」がテーマの迫力ある3D空間映像を楽しむことができます。
また同じくフロア350には雨天時、本来見えるはずの晴天時の東京の風景をパノラマ映像で映し出す約6メートル×10メートルのスクリーンが登場。さらに視界不良時にはチケットカウンターで、チケット購入者へのノベルティのプレゼントもあります。
一方スカイツリーの足元には巨大な商業複合施設『東京ソラマチ®』が。東京メトロ半蔵門線、京急線・都営地下鉄浅草線、京成押上線の押上(東京スカイツリー前)駅には地下で直結しているので駅から傘いらずでアクセスできます。エスカレーターで1階へ上がれば、そこから上12のフロアに300以上のショップやレストランが。
さらに日本最大級の屋内開放型ペンギンプールがある『すみだ水族館』や、臨場感のある映像やアロマ付きのプログラムを楽しめる『コニカミノルタプラネタリウム 天空』もあり、天気を気にすることなく1日中遊ぶことができます。
天気の悪い日は東京スカイツリーの上部が雲に隠され、壮大で幻想的な姿をみられることも。「雨だから東京スカイツリーはNG!」という思い込みはかなりもったいないですよ。
2.文化的な1日を過ごせる 『六本木ヒルズ』
東京メトロ日比谷線・六本木駅に直結し、渋谷などからはバスでメインタワーである森タワーの中まで入ることができる『六本木ヒルズ』は、アクセスからして傘いらず。
東京ドーム約2個分の広大な敷地にはショップ、レストラン、オフィス、住居などが点在していて、遊びで訪れるスポットはほとんど屋内通路や屋根付き通路でつながっています。最初のうちは「どこにどうつながっているのか」混乱しますが、こちらのユニバーサルガイドであらかじめ通路などチェックしておくと移動がスムーズでしょう。
ショップ・レストランが約200店舗。海外の著名人からの人気も高い高級ホテル『グランド ハイアット 東京』、そしてモダンアートのミュージアム『森美術館』や、斬新な企画展が行われている『森アーツセンターギャラリー』、さらに9スクリーンの映画館『TOHOシネマズ』もあるので、雨の日でも快適に文化的な1日を過ごすことができます。
ちなみに森タワーのウェストウォーク4階には傘専門店『ハンウェイ』が。機能もデザイン性も高い傘が店内に並び、オーダーメイドで自分だけの傘を作ることも可能。見ているだけでも雨の日が楽しくなるショップです。
3.人気スポットは全て地下でつながっている!『銀座』
人気スポットは数あれど、それぞれ独立しているイメージが強い銀座エリア。しかし注目施設のほとんどは地下通路でつながっています。人気の『GINZA SIX』への地下通路も開通! (ダニエル・ビュレン 《ムクドリの飛行のように ―GINZA SIXにて》2018年 (c) DB - ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2018 G1226)
銀座4丁目からはやや離れている6丁目の『GINZA SIX』も銀座駅と地下2階のフードフロアを結ぶ地下連絡通路が開通したので、雨の日も快適に移動できるようになりました。
4.雨に濡れない一大ショッピングスポット!『東京駅』
東京の玄関口として通りすぎてしまう、また駅利用の前後しか行ったことがないという人も多い『東京駅』。しかし東京駅はいまや傘なしで縦横無尽に移動できる一大ショッピングスポットです!
東京駅は駅を挟んで西側が丸の内エリア、東側が八重洲エリアです。丸の内エリアには『丸ビル』 『新丸ビル』 『KITTE(JPタワー)』といった商業フロアが充実したオシャレビルが立ち並び、八重洲エリアには『大丸東京店』や『八重洲地下街』といった古くからおなじみのショッピングスポットが揃います。
最近は八重洲口の地下1階で、キャラクターのショップが約30店舗軒を連ねる『東京キャラクターストリート』や、行列のできる人気のラーメン店が並ぶ『東京ラーメンストリート』が賑わい、新たな東京駅の名所となっています。
ところで駅で分断されているように見える2つのエリアは、丸の内北口と八重洲北口を切符無しで利用できる「北自由通路」で結ばれているので、行き来は簡単。ここまで名前を挙げた商業施設は全て地下か屋内でつながっているので傘をさす必要はありません。また改札の中も『エキュート』や『グランスタ』などスイーツショップがひしめいているので、入場切符を買ってショッピングしに構内に入るというのも東京駅らしい楽しみ方です。
5.東京駅から一駅で行ける台湾!? 『COREDO室町テラス』
東京メトロ三越前駅やJR新日本橋駅に地下で直結。ターゲットを30~40代とする約30店舗の新商業施設『COREDO室町テラス』は、なんと雨に濡れずに行ける“台湾”です。3フロアにレストランや雑貨店などが並んでいますが、注目はメインテナントである台湾発日本初上陸、「本と暮らしの間に」をコンセプトとしてアジアで46店舗を展開する『誠品生活日本橋』です。2階のワンフロアがまるごと誠品生活になっていて、その目利き力を活かして集めた書籍や食、雑貨などが並び、「くらしと読書のカルチャーワンダーランド」になっています。そのうちおよそ半数は台湾のブランドのものです。
「台湾といえば!」の茶藝を見ながら烏龍茶を味わえる老舗あり、珍しい台湾茶から作られた香水のショップあり、中国の清の時代から続く中華菓子のブランドあり、漢方を使ったコスメの店あり……しかしそのどれもが、お店のインテリアや商品パッケージが洗練されていて「今の台湾ってこんなにおしゃれなの?!」と衝撃をうけるほどレベルが高いのです。
台湾の横丁を散歩しているかのような気分でそぞろ歩きながら、写真も撮りたくなる空間。外の雨なんてすっかり忘れてしまいます。東京駅から一駅・たった136円で行ける「最先端のおしゃれ台湾」です。
6.雨の日に東京土産を探す『渋谷スクランブルスクエア』
渋谷駅直結の大型複合商業施設の1階は、美味しいものがギュウギュウ詰まっている“お土産”フロア
JRや東急線、東京メトロ渋谷駅の直上に登場したのが、渋谷エリアでは最も高い地上47階建ての渋谷スクランブルスクエア。ここ数年、再開発中の渋谷駅周辺はどこの出口がどのスポットにつながっているか大変複雑でしたが、ほとんどの乗り入れ路線の渋谷駅に直結しているこの複合商業施設の開業で、アクセスがすっきりわかりやすくなりました。
地下2階~14階には日本初上陸7店・新業態39店を含む全213店のショップとレストランが出店。中でも注目は、1階のワンフロアまるごと和洋菓子のショップが約30もひしめく“食”のフロアです。和菓子、洋菓子、甘いスイーツ、甘くないセイボリーなどなど、ここだけの限定品を出している店舗も多数あり、「東京土産」「渋谷土産」の最先端を見つけるにはうってつけのスポットです。
こんな不思議な写真が!1枚1500円(税込)
ちなみに渋谷スクランブルスクエアの最上階・渋谷最高峰の展望施設『SHIBUYA SKY』は、悪天候だと屋上はクローズとなりますが、その1階下の46階・屋内展望台には入場することが可能。ミュージックバーで食事を楽しんだり、スーベニアショップで限定品を手に入れたり、上空に浮かんでいるかのようなトリッキーな写真を撮れたり(有料)と、雨の日もなかなか楽しめます。
7.雨に強い完全屋内型パーク『サンリオピューロランド』
天候に左右されない屋内型施設とあって、ファミリー層をはじめ最近ではインスタ映えを求める女子中高生にも絶大な人気を誇る『サンリオピューロランド』。毎年梅雨の時期には雨の日割引や、雨の日にしか買えない限定グッズなどが登場します。 2019年も開催。6月中の雨の日に人気キャラクター・けろけろけろっぴのグッズを持参すると、通常平日大人3300円・小人2500円、休日大人3900円・小人2800円のパスポートチケットが、大人も小人もいつでも2500円に割引される「雨の日限定!けろけろ割引き」が実施されました。また雨の日にはスペシャルコスチュームを身に着けたけろけろけろっぴが園内にサプライズで登場! ピューロランドは憂鬱な雨の日もけろっぴと楽しく過ごせそうです。©2018 SANRIO CO., LTD.
8.“雨の日限定”が見逃せない!『東京ディズニーリゾート』
雨だと行くのを断念してしまう人も少なくなさそうな『東京ディズニーリゾート』。厳密には傘は必要ですが、実はアトラクションの3/4は屋内にあるなど雨に強い夢の国です。
雨でパレードが中止になった時には、東京ディズニーランドで雨の日限定のミニパレード「ナイトフォール・グロウ」が開催。ディズニーの仲間たちが、光のマジックによってさまざまな色に輝くフロートに乗って登場します。
また東京ディズニーランド『ジャングルカーニバル』、東京ディズニーシー『アブーズ・バザール』のゲームに参加するといつでも参加賞が貰えますが、雨の日はそれに特別なピンやチャームが1種類ずつ追加されます。
さらに自分で撮影した写真にオリジナルのイラストを入れてプリントできる「デジタル・フォトエキスプレス」には雨の日限定のイラストが登場。ランド・シーの数カ所で受け付けてくれるので、雨の日来場記念に制作してはいかがでしょう。
©Disney
以上が、東京の(ほぼ)傘不要で1日遊べるスポットおすすめ8選でした。東京での休日。雨だからといってお出かけを諦めてしまうのは実にもったいないですよね。傘なしで長時間過ごせる6スポットを参考にして、充実した雨の1日をお過ごしください!
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