キャラクターが全員人形の良質アクションゲーム
そんな話を同年代の担当編集者としていたところ「それ、記事にしたら面白いんじゃない?」という話になり、いつのまにか、ガチでゲームコレクションネタで記事を書くことに。私自身、ゲームをコレクションしている方のブログを見るのが好きだったりするので、もしかしたら共感してくれる人がいるかもしれないという思いもありました。ここでは、私のコレクションの中からフェイバリットな作品や、新たにゲットしたゲームを紹介していきたいと思います。マニアックな内容になるとは思いますが、軽い気持ちでユルく読めるようにするつもりなので、興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
第1回目となる今回は、私のお気に入りの1本を紹介して終わりにしたいと思います。タイトルは、サターン初期にセガから発売された横スクロールアクション『クロックワークナイト~ペパルーチョの大冒険~』。
トンガラ・ド・ペパルーチョ三世というゼンマイ仕掛けの人形のキャラクターが、おもちゃの国を舞台に大冒険を繰り広げるという内容です。メインの登場キャラクターが全員人形というのが、なかなか斬新でした。加えて、ディズニーを彷彿させるようなメルヘンチックな世界観、思わず踊りだしたくなるような愉快なBGM、なかなか良好な操作性など、全体的な完成度は良かったと思います。
当時は“ソニック”に続くセガのイメージキャラクターを目指していた……という話もあったようですが、残念ながらこれ一作で終わってしまい、大きな知名度を得ることができなかったのが残念でした。アーカイブなどで復刻したら、再評価されても良い作品だとは思うんですけどねえ。
ネット上を探せばゲームプレイ動画がUPされていると思いますので、興味のある方は観てみるのも良いかと思います。かなり古い作品ではありますが、アクションゲームとしては間違いなく良作なので、自信を持ってオススメします。