2ステージ制で大型連休中の試合が重要に!

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日本のサッカーシーズンは、3月から12月までとなっている。しかし、今シーズンのJ1リーグは2ステージ制で争われる。第1ステージは、3月から6月27日までの17試合で順位が決定する。

そして、ゴールデンウィーク期間を含む4月25日から5月10日までの5試合──最大で中3日しか休みの無いハードな5連戦──は、優勝争いに残るためのサバイバルなのだ。

4月25、26日に第7節を終えたJ1リーグは、首位の浦和レッズから8位の横浜F・マリノスまでが、勝点6差のなかでひしめきあっている。1勝は勝点3なので、ゴールデンウィーク中の5試合の結果次第で、順位が大きく入れ替わる可能性もある。

それでは、試合の開催日ごとに注目カードをご紹介していこう。

5月2日(土)FC東京対川崎フロンターレ

■味の素スタジアム(京王線『飛田給』駅より徒歩すぐ)にて16時キックオフ

Jリーグへ昇格する以前から好勝負を演じてきた両チームの対戦は“多摩川クラシコ”と呼ばれる。今回も好ゲーム必至だ。

ホームのFC東京は、日本代表経験者をズラリと揃える。なかでも注目は武藤嘉紀(22歳)だ。イングランドの強豪チェルシーから獲得のオファーが届いたフォワードで、日本代表にも定着しつつある。スピードに乗ったドリブルからのシュートは、サッカーのもっとも分かりやすい魅力を提供する。FC東京の背番号14には注目だ。

日本代表にも選出されている武藤を擁するものの、FC東京の強みは守備力にある。ゴールキーパー権田修一(26歳)、センターバック森重真人(27歳)らの日本代表が堅陣を敷き、7節終了時でリーグ最少タイの4失点しか許していないのだ。

一方の川崎フロンターレは、攻撃力を最大の強みとする。

サッカーは相手のあるスポーツだが、このチームはつねに自分たちを主語とする。我々が何をするのか──自分たちが磨いてきた攻撃的なサッカーで、相手の守備を崩し切ることに全精力を注ぐ。攻撃を仕切るミッドフィールダー中村憲剛(34歳)と、2年連続J1得点王の大久保嘉人(32歳)、ブラジル人フォワードのレナト(26歳)、1月のアジアカップで日本代表に選出された小林悠(27歳)らが、華麗なハーモニーを奏でる。

FC東京の守備力か、フロンターレの攻撃力か──多摩川クラシコの見どころだ。

ちなみに、この試合は小中学生の自由席のチケットが前売り、当日ともに300円となっている。通常の当日券は800円なので、500円もお得だ。チケットはコンビニエンスストアでも購入できる。


5月2日(土)浦和レッズ対ガンバ大阪

■埼玉スタジアム2002(埼玉高速鉄道線『浦和美園』駅よりシャトルバスが便利)にて14時キックオフ

首位攻防戦である。第7節終了時で首位の浦和と、2位のガンバの直接対決だ。

昨年のJ1リーグを制したガンバは、32節のレッズ撃破でタイトルを引き寄せた。対するレッズは、ホームでガンバに喫した敗戦が優勝を逃す原因となった。それだけに、リベンジを果たしたいとの思いは強いだろう。

この試合の注目選手は宇佐美貴史(22歳)だ。ヴァイッド・ハリルホジッチ新監督の日本代表に選出された若きフォワードは、7節終了時で8ゴールを記録し、得点ランキングの首位に立つ。

その宇佐美を迎え撃つのが、日本代表にも選ばれている守護神・西川周作(28歳)だ。昨夏のブラジルW杯のメンバーでもある彼は、2012年から3年連続でJ1リーグのベストイレブンに輝いている。至近距離からのシュートに対する反応が鋭く、守備範囲も広い。ゴールキーパーとしての資質に優れるだけでなく、素早く正確なキックで攻撃の起点にもなる。

現在のJリーグでもっとも目の離せないストライカーが、真価を発揮するのか。チームに勝点を運ぶゴールキーパーが、ホームに歓喜を呼び込むのか。第1ステージの優勝争いを左右する大一番だ。

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