サイドを伸ばす? ツーブロック? メンズの髪型
人の顔は横や斜めから見られることが多い。だからこそサイドの髪の毛には手を抜けないのです。
サイドの長さを3段階に分けて、印象の違いを見ていきましょう。
まずはサイドを長めに残したバージョンからです。
<目次>
サイドの髪型チェンジ1:サイドを長めに残したヘアスタイル
サイドが耳にかかるように残したスタイルです。ベースはマッシュヘア。横の厚みを利用して、ひし型シルエットをつくりだし、本来ほっそりした顔の輪郭を目立たなくしています。このひし型はかなり丸みを帯びた形なので、優しくて穏やかな印象を与えることが可能です。威圧感はまったくありません。ただし、このサイドの厚みが暑苦しいと感じる人もいます。すっきり感や爽快感を求める人には不向きかもしれませんね。サイドの髪型チェンジ2:サイドを短めにカットしたヘアスタイル
ベースは前ページと同じマッシュヘアです。耳がしっかり出るぐらいにサイドを短くし、さらに厚みも取ることで、すっきり感がアップしました。先ほどより顎のラインも強調されるようになり、男らしさが生まれています。サイドを短くしたことによって穏やかな印象がなくなったかといえば、決してそうではなく、このイメージを保ちつつ、好青年風な印象をゲットしたという感じです。これなら学生、社会人、どちらにも対応できそうです。サイドの髪型チェンジ3:サイドをツーブロックにしたヘアスタイル
こちらはサイドをツーブロックにしたスタイル。ベースは変わらずマッシュです。ツーブロックなので横が刈り上がっていますが、上から髪をかぶせることでそれほど激しい印象には見えません。シルエットは俗にいうアイス型(コーンの上に乗っているイメージです)。前ページと比較すると、すっきり感がさらにアップしています。耳まわりが引き締まっているので、メリハリ感もあります。今回紹介した3スタイルのうち、清潔感を重視するなら、このヘアが最も今っぽいのではないでしょうか。メンズの髪型はサイドが大事!
以上、同じ人物でサイドの長さに変化をつけた3スタイルを紹介しました。髪の横を短くすればするほどさっぱり感は増していくわけですが、こうして写真で見比べると、顔の表情、顔つき、雰囲気までもが違って見えてきます。そう考えると、サイドってやっぱり大切な部分だと認識してもらえるのではないかと思います。撮影/阿部健太郎
協力/mailo
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