6月オススメ優待銘柄その1 「かんなん丸」
【業務内容】かんなん丸<7585>は大庄のフランチャイズ店舗運営会社です。「大衆割烹 庄や」などを運営・展開しています。【単元株数】100株
【最低購入金額】206,700円（2015年4月17日時点）
【権利確定月】12月末、6月末
【配当利回り】0.77％（2015年2月24日時点）
【優待内容】
大庄グループ全店で利用可能な優待食事券（500円）
100株～499株 5枚（2,500円相当）または産地直送品
500株～1,000株 10枚（5,000円相当）または産地直送品
1,000株以上 20枚（10,000円相当）または産地直送品
同社優待は、居酒屋大手である大庄のグループ全店で利用できる食事券です。大庄グループは全国に店舗展開しており、どなたでも使用できるほか、カタログから産地直送品を選ぶことも可能です。利便性の高い優待内容から好優待銘柄として人気が高く、優待権利確定日に近づくにつれて、投資家の注目が集まり買いが入りやすいと考えられます。では、同社株を、今のうちに購入した場合どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を、4月末に購入し、6月権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに、売買をした場合、株主優待は取れませんが売買益でプラスのパフォーマンスを得られました。
■検証結果■
システムトレードの達人
勝率： 92.86 ％
勝ち数： 13 回
負け数： 1 回
引き分け数： 1 回
平均損益（円）： 18,850 円 平均損益（率）： 9.43 ％
平均利益（円）： 22,196 円 平均利益（率）： 11.10 ％
平均損失（円）： -5,797 円 平均損失（率）： -2.90 ％
合計損益（円）： 282,745 円 合計損益（率）： 141.38 ％
合計利益（円）： 288,542 円 合計利益（率）： 144.27 ％
合計損失（円）： -5,797 円 合計損失（率）： -2.90 ％
プロフィット・ファクター（総利益÷総損失）： 49.774
平均保持日数： 46.13 日
検証結果を見てみると、勝率は92.86％、1トレードあたりの平均損益は9.43％です。勝率も高く、平均損益もプラスとなっていることから、良好な成績と言えるでしょう。優待権利確定日から約2カ月前の早めに注目しておくことで、高値掴みして、優待権利落ち後に損失を被るリスクが低くなるでしょう。
6月オススメ優待銘柄その2 「ベルパーク」
【業務内容】ベルパーク<9441>は、ソフトバンクをメインとした、携帯電話の販売代理店の大手です。【単元株数】100株
【最低購入金額】282,700円（2015年4月17日時点）
【権利確定月】12月末、6月末
【配当利回り】1.04％（2015年2月24日時点）
【優待内容】オリジナルQUOカード
・100株以上 QUOカード（1,000円相当）
同社の優待内容は、1,000円相当のQUOカードです。QUOカードは汎用性が高く、書店やコンビニエンスストア、ドラッグストアなど、幅広い店舗で利用ができます。投資家人気も高いことから、優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向にあります。
では、同社株を、今のうちに購入した場合どのようなパフォーマンスが得られたか検証してみましょう。今回は、同社株を、4月末に購入し、6月権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに、売買をすると、株主優待は取れませんが売買益によるパフォーマンスを確認することができます。
■検証結果■
システムトレードの達人
勝率： 92.86 ％
勝ち数： 13 回
負け数： 1 回
引き分け数： 0 回
平均損益（円）： 32,586 円 平均損益（率）： 16.29 ％
平均利益（円）： 35,555 円 平均利益（率）： 17.78 ％
平均損失（円）： -6,000 円 平均損失（率）： -3.00 ％
合計損益（円）： 456,209 円 合計損益（率）： 228.11 ％
合計利益（円）： 462,209 円 合計利益（率）： 231.11 ％
合計損失（円）： -6,000 円 合計損失（率）： -3.00 ％
プロフィット・ファクター（総利益÷総損失）： 77.035
平均保持日数： 44.93 日
検証結果を見てみると、勝率は92.86％、平均損益は16.29％です。勝率も高く、平均損益もプラスのため、株価の値上がりが期待できる銘柄と言えるでしょう。
注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価は上昇していく傾向があります。権利確定日直前にあわてて購入し、高値掴みで不用意な損失を被ることのないように気を付けましょう。6月は優待権利が確定する銘柄が「83銘柄」と他の月を比べると多く、中でも飲食店関連銘柄の優待確定が集中しています。今回ご紹介した優待銘柄の他に、B－R サーティワン アイスクリーム<2268>や日本マクドナルドホールディングス<2702>といったおなじみの食品関連銘柄もあります。今のうちから、好優待銘柄に先回りして、お得に優待銘柄を獲得してはいかがでしょうか。
株の売買を行うに際して、今回のように簡単な検証を行うことで、これから行おうとしている投資が、どの程度リターンを期待できどの程度リスクがあるのか事前に把握することができます。検証を行ってから投資すればきっと安心感が違うことでしょう。みなさんも投資する際には一度検証してくださいね。
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（このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。）
