レンズ受け部分を切り取る
カメラボディを入れる部分に切り込みが出来たら一度カメラを置いてみます。この状態ではレンズの筒の部分が切り込みの上に乗っかってしまうので、次にレンズ筒が収めるための部分に切り込みを作ります。
レンズ筒の口径サイズに合わせて切り込みをする部分に印をつけます。この部分の切り込みでレンズの向く上下方向が変わってきます。
カメラボディをペットボトルの切り込みに置いた状態から見て水平にレンズを向けるのであれば、その位置になるように調整してレンズ筒を置く部分の深さに印を入れるようにするのがコツです。印をつけたら、切り込みます。
完成したらカメラを設置してみる
切り込みができたら、カメラを設置してみます。ボディにサイズに合わせた切り込みが出来ていれば、ペットボトルに座りよくカメラを置けるはずです。どこか無理がある感じになっている場合は、切り込みのサイズが合ってないか左右のバランスが取れてないなどが原因かもしれません。
置き方により、多少のレンズ角度も付けられるようになります。あくまで簡易的なカメラスタンドなので雲台を操作するようにはできませんが、角度の微調整を行いたいときはペットボトルとカメラの間にティッシュなどを丸めたものなどをはさむなどの調整が必要。
この段階でさらに切り込み部分に手を加えるなど調整すると撮りたい方向にレンズを向けやすくなります。
調整ができたら、カメラを設置してペットボトルで作るカメラスタンドの完成です。
ペットボトルの中に重りになるものを入れると安定性が増します。野外で使うときには風などに飛ばされないためにも安定性には気をつけたいところ。
このカメラスタンドではシャッターを押したときにカメラが動いてしまうので、撮影するときには、オートタイマーの2秒設定を利用するのがお勧めです
この制作状況をまとめた動画もあります。こちらも参考にしてみてください。
ここで紹介した方法はあくまで応急方法としてのアイディアです。実際に試用するには自己責任の元で行ってください。