マイクロソフトが2009年7月に発売した「Microsoft Wireless Mobile Mouse 6000」は、小型軽量化を実現したモバイル向けのワイヤレスコンパクトマウスだ。トラッキング(読み取り)方式は、青色LEDで読み取る「BlueTrackテクノロジ」を採用している。
本体サイズは縦95×横58×高さ36mmで、重さは約91g(バッテリーあり、トランシーバー含む)。小型ながら左右にもボタンも配置しており、全部で5つのボタンを備えている。
その魅力はほどよいコンパクトさだろう。モバイル向けといっても、指先でつまむように使わなければいけないほど小さくはない。手の小さな女性にジャストフィットするくらいの大きさで、小型マウスが好みの男性にもいいだろう。筆者はデスクトップ用途でも比較的小さなマウスが好みなので、ずばり手ごろという感じだ。
モバイル用途として使いやすいのは本体の大きさだけでない。ワイヤレスレシーバー(2.4GHz帯を利用)も超小型化されており、ノートPCに挿しても5mm程度しか出っ張らない。レシーバーは本体裏側に収納できるようになっているので、ノートPCに挿したままでも、収納してもOKだ。
バッテリーも単3形アルカリ乾電池1本で約10カ月持つという。電池1本で済むというのは、重さの面でも魅力に思える。電池のふたもしっかりと閉じることができ、カバンの中で誤って開いてしまうような恐れもない。
カラーバリエーションはピアノブラック、プレミアムホワイト、ロイヤルレッド、インペリアルパープルの全4色をそろえる。左右のクロムメッキもなかなかスタイリッシュで、いつでもノートPCと一緒に持ち歩きたい気分にさせるマウスだ。
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