授乳服/授乳服の基礎知識

復職後の母乳育児が「時短」につながる5つの理由(2ページ目)

この時期は産休・育休からの本格的な復職に備え、母乳育児を終えなければ、と不安になっている方も多いことでしょう。しかし、母乳育児を続けていた方が、仕事をするにもメリットがあるのです。職場復帰に良い影響を与える母乳育児のメリット5つをご紹介します。

光畑 由佳

執筆者:光畑 由佳

子育てガイド

3.子どもの心の栄養は、ママの仕事と育児の両立に良い影響を与える

復職後は、子どもも保育園などでママと離れての初めての集団生活。お母さんも疲れますが、同じように子どもも不安を感じています。おっぱいは心の栄養、という言葉の通り、母乳は成分としての優れた面もありますが、心への影響もあなどれません。走り回って転んで泣いてしまったお子さんが、ママにだっこされ、おっぱいをちょっと飲んだだけで泣き止んだ、という経験はありませんか?

子どもがしっかりと安心できることで、お母さんのストレスを減らすことができ仕事と育児の両立に良い影響を与えるでしょう。

4.癒しホルモン「オキシトシン」の働きでママは明日の英気が養われる!

母乳を出すのは、ホルモンの働き。最近よく聞かれる「オキシトシン」もそのひとつです。授乳をしていると眠くなったという経験はありませんか? オキシトシンは女性が分泌するホルモンで、赤ちゃんがママの乳首を吸うと、母親の脳から分泌され、母乳の分泌を促進させます。このオキシトシンには、人への親近感、信頼感が増し、ストレスが消えて幸福感を得られる、などの効果があります。

「癒しホルモン」と呼ばれることもあるほどで、母乳を飲ませてるとリラックスしてしまうのは、その効果なのでしょう。疲れて帰ったママも、オキシトシン効果でしっかりリラックスできれば、明日への英気も養われるというもの。オキシトシンは、肌と肌とのふれあいや、会話などのコミュニケーションなどでも分泌されますから、母乳に限らず、赤ちゃんを抱っこしたり、ふれあいの時間を増やすのも良いかもしれませんね。

5.ママの心の支えになる
そして、ママの働く姿は子供にとっても良いロールモデルになる

母親が働き、一生懸命生きている姿は、きっと子どもにとって良いロールモデル

母親が働き一生懸命生きている姿は、子どもにとって良いロールモデルになるでしょう

私自身はそんな風に思う必要はない、と感じているのですが、実際には、多くの働くお母さんが、子どもに対して罪悪感を持ちがちです。そんな母親たちにとって、仕事をしていても、母乳を通じて子どもの健康に貢献できているということは、いくぶんかの心の支えになるのではないでしょうか。

そしてもちろん、母乳育児をしているかどうかに関わらず、母親が働き、一生懸命生きている姿は、きっと子どもにとって良いロールモデルとなり、良い影響を与える、と私は思います。

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