電気圧力鍋のトレンド
圧力鍋はすでに広く使われている調理鍋なので、皆さんもご存知かと思いますが、熱源に電気を使用している「電気圧力鍋」は、直火にかける圧力鍋に比べると市場はまだまだ小さいく、製品数も少ないのが現状です。しかし、2014年に入り、今までのマイコンタイプに加えIHタイプも登場し、少しずつ製品が増えていきそうな予感がします。そんな電気圧力鍋について整理してみました。電気圧力鍋の特徴
圧力鍋の熱源に電気を利用しているタイプ。直火の圧力鍋同様に、加熱により鍋内の圧力を上げることで、料理を早く美味しく加熱します。圧力炊飯器と同様の原理と考えれば、炊飯器を手がける家電メーカーが取り組むのも納得です。炊飯器同様、マイコンタイプとIHタイプがあり、消費電力はこの加熱方式により異なります。直火タイプと違い、加圧・火加減・減圧まで全て自動コントロールしているため、材料を入れたらスイッチを押すだけで料理ができあがるのが最大のメリット。【長所】
- 調理時間が短い(※普通の鍋調理と比較した場合)
- 全自動のため鍋の側についていなくてOK
- 火加減を調整する必要がないので失敗が少ない
- 加熱中や減圧時にする圧力鍋独自の音がしないので安心
【短所】
- 直火の圧力鍋に比べると大きい
【チェックポイント】
■設置性
熱源部分も含まれるため、直火の圧力鍋に比べると本体サイズは大きめ。5.5合サイズの炊飯器程度はあるため、購入前に設置スペースを確保したい。また、加熱中に蒸気が出ることもあるので、上部にある程度の空間がある方がベター。
■消費電力の目安
マイコンは800W・IHは1200W程度と多め。炊飯器とほぼ同様なので、他の家電と併用して使うとブレーカーが落ちることもある。タコ足配線とかではなく、コンセントが確保できるかの確認を。
■できる調理
圧力調理だけでなく、温度を低めの一定温度に保つ低温調理・炊飯・蒸し料理など、できることはいろいろ。付属のレシピブックでどのようなメニューが網羅されているかのチェックを忘れずに。
■便利機能
圧力鍋としてだけでなく、単純な煮込み鍋としても使えるか?また、温度設定ができるか否か、麺茹でモードなど操作キーにない機能もあります。どんな機能があるのか、購入前に取扱説明書で確認することをおすすめします。
■お手入れ
内鍋の他、フタ・調圧部分のパーツなどのお手入れが必要です。重さや取り外しのしやすさなど、店頭で確認しておくと良いでしょう。
■安全性
圧力がかかっている状態では蓋が開かない構造になっていますので、基本的には危険はありませんが、置き場所や電源の取り方など、取扱説明書の注意が守れる環境か否かをチェック!
【参考機種】
■マイコンタイプ
電気圧力鍋のロングセラー製品。シンプルな操作で初めてでも安心して使える。
※参考:製品サイト・パナソニック「マイコン電気圧力鍋」
Panasonic マイコン電気圧力なべ ピンク SR-P37-P
Panasonic 電気圧力鍋 SR−P37−N <ノーブルシャンパン>【送料無料】
■IHタイプ
炊飯器で培った技術を生かし、可変圧力でより味がしみ込む技術が秀逸!
※参考:製品サイト・象印「煮込み自慢」
象印 圧力IHなべ EL-MA30-TA
象印 EL-MA30-TA(ブラウン) 圧力IH鍋 1.5L
■コンパクトタイプ
大きくなりがちな圧力鍋よりぐっとコンパクトなので、少人数家族に最適。
※参考:製品サイト・siroca 電気圧力鍋クックマイスター
siroca マイコン電気圧力鍋 クックマイスター レッド SPC-101RD
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