グルメトピックス/グルメトピックス

なぜカルディはウケているのか?(2ページ目)

株式会社キャメル珈琲が運営し、2014年8月で341店舗を展開するカルディ 珈琲ファームを知らない人はあまりいないでしょう。カルディ(KALDI)がここまで支持されている理由を考えてみます。

東龍

執筆者:東龍

ブッフェ・フレンチガイド

品揃えのカオス感

ラ・プレツィオーザ トマトダイス缶

ラ・プレツィオーザ トマトダイス缶

何といっても品揃えが豊富です。商品の種類は3000点もあるかと言われていますが、その多さだけではなく、多様性が魅力となっています。

世界50ヵ国から仕入れた輸入食材があり、珍しいスパイスやハーブから、タイの「ナンファー」「パクチードレッシング」、ハワイの「ムチョアロハ」といった調味料まで見掛けられます。かと思えば、ラニエリの「オリーブオイル」、「マーボー豆腐の素」「カルピス バター」「ロイタイ グリーンカレー」「ラ・プレツィオーザ トマトダイス缶」といった定番の人気商品もあります。
エスニック食品

エスニック食品

これらに加えてカルディのオリジナル商品もあり、「杏仁豆腐(パンダ)」「マンゴープリン(パンダ)」「いちごプリン(ウサギ)」「プリンバウムクーヘン」「ふつうのドーナッツ」など、名前からしてユニークで興味を引かれるものが多いです。

定番の食材からニッチな調味料までが取り揃えられており、カオスな印象を受けますが、これがカルディの目指す「宝の山」「ワクワクドキドキ」を演出しているのでしょう。
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