内閣府が行った世論調査(2014.6)によると、都市部に住む人のうち「農山漁村地域に定住してみたいという願望がある」と答えた人の割合は約32%で、前回調査(2005年)と比較すると約11ポイントも増えています。年齢別では20代がもっとも高く、約29%の人が願望があると答えています。

こうしたニーズに応えるように、全国各地の市町村が多種多様な施策に取組んでいます。過疎化に悩む地域にとっても、田舎暮しを実現したいあなたにとっても、お互いにメリットのある嬉しい制度。さぁ、あなたにピッタリの支援制度を見つけてみましょう。

自然に囲まれた体験住宅に1泊1000円で1ヵ月滞在可能

森の中の体験住宅で暮らしてみる

森の中の体験住宅で暮らしてみる

富山県の南西部に位置する南栃市。約8割が白山国立公園等を含む森林である他、岐阜県境に連なる山々に源を発して庄川や小矢部川の急流河川が北流するなど、豊かな自然に恵まれています。

また、市北部の平野部では、水田地帯の中に美しい「散居村」の風景が広がり、独特の集落景観を形成しています。

移住又は定住希望者に自然や文化等に触れてもらい、南砺市の生活を五感で感じてもらうために、体験住宅が用意されています。1人1泊1000円(小学生以下無料)で30泊まで、2名以上で利用可能。住宅の借用料には、住宅使用料、光熱水費(電気・ガス及び水道金)、備え付けの家電製品、寝具類の使用料も含まれています。

南砺市「なんとに住んでみられ」体験ハウス>>

さきがけて 緑の里から 世界へ/富山県南砺市HP>>

移住者の住居改修費用として上限100万円を補助

京都府の中央北寄りに位置する田園都市。美しい自然環境や豊かな里山・田園の暮らし、歴史・文化に彩られた市街地、モノづくりを中心とする産業の集積、京阪神地域と日本海地域をつなぐ交通の要衝地である等々、地方小都市ながら様々な機能や特性がバランスよく備わっています。

人口減少に伴って増加傾向にある市内の空き家を有効活用した定住を推進するため、空き家を購入又は賃借した人が行う改修工事(主要構造部・トイレ・風呂・台所等)に要する経費に対し、予算の範囲内で補助金100万円が交付されます。

空家活用定住支援事業費補助金>>

住んでよかった…ゆったりやすらぎの田園都市・綾部/京都府綾部市HP>>

サテライトオフィス進出支援として最大690万円を補助

オフィスごと田舎に引っ越すスタイルもある

オフィスごと田舎に引っ越すスタイルもある

兵庫県のほぼ中央に位置し、市川と円山川の源流を発する山々と、その麓に広がる田園など豊かで美しい自然に恵まれた町。「天空の城」「日本のマチュピチュ」と称される竹田城跡で有名ですね。

兵庫県の「多自然地域におけるIT関連企業の振興支援事業」制度です。空き家、空き店舗を利用したIT関連事業所を設置する事業者に経費の一部(賃借料・通信回線使用料・人件費・建物改修費)を補助してくれます。(個人事業主の場合は、多自然地域への居住し、事業所の開設後も安定した所得が見込まれることが要件となります)

あさご暮らし、はじめませんか>>
ひょうごの多自然地域ではじめるICTを活用したサテライトオフィス>>

人と緑 心ふれあう 交流のまち 朝来市/兵庫県朝来市HP>>

新居(土地+家屋)の固定資産税を10年間無料

三方を海に開かれ、緑も多く豊かな自然に恵まれた町。「源平ゆかりの地」や「明治維新ゆかりの地」など数多くの史跡や文化財を有しています。また、国際港として栄えたことから市内には異国情緒あふれる歴史的建造物が大切に保存されています。

市の指定土地を購入し居住するための家屋を建て定住すると、毎年度の固定資産税等相当額の助成金を10年度間交付されます(各年度の上限は20万円)。UIJターンを希望する人が一定期間(5年間)格安な家賃で入居できる、下関市人口定住促進住宅「豊北ハイツ」も用意されており、豊かな自然に囲まれた地域で定住のための住宅を探すことができます。

市有地等活用定住促進助成金のご案内>>

自然と歴史と人が織りなす交流都市/山口県下関市HP>>

移住希望の若者の起業チャレンジに50万円交付

半島の町で起業にチャレンジする

半島の町で起業にチャレンジする

大分県の北東部、国東半島の西側に位置する、豊かな自然と温暖で過ごしやすい瀬戸内式気候に属する町、商店街が最後に元気だった、昭和30年代の賑わいを蘇らせた「昭和の町」が有名。

市内の開業を促進し新たな市場の開拓と地域産業の活性化を図るため、移住を希望する若者(45歳以下)が新たに起業する際に必要な費用を補助し、開業のスタートを支援してくれます。補助率は対象経費の1/2、補助限度額は上限50万円。

起業チャレンジ若者支援事業補助金>>

千年のロマンと自然が奏でる交流と文化のまち/大分県豊後高田市HP>>

世界遺産登録に取組む島で最長3ヵ月の田舎暮らしが家賃無料

九州最西端に位置し、11の有人島と52の無人島から構成され、古くは遣唐使の最後の寄港地としても知られています。現在、長崎県と県内の市町において「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界遺産登録に向けた取り組みが進められていおり、五島市からは江上天主堂、旧五輪教会堂が含まれています。

五島市への定住促進を目的とした、市内での生活を短期的に体験するための住宅。また、移住希望者が仮の住宅として、移住するための住宅を探すまでの間利用することができます。家賃無料、光熱水費等は自己負担。最長3ヵ月利用可能。

五島の田舎暮らし/住まい情報/短期滞在住宅>>

ここが好きだから ぎばって創ろう GOTOの未来/長崎県五島市(まるごとう)HP>>

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