肌の機能とメカニズム

1.乾燥することで起こる肌トラブル

肌が乾燥すると一概に言いますが、それはすべて「角質層」での話。肌の一番外側にあって、死んだ表皮細胞でできているのが「角質層」です(下図参照)。

そして健康な角質層には「バリア機能」というものが働いていて、紫外線などの外的ダメージから肌を守ってくれているのです。私たちが海に入っても塩漬けにならないのも、このバリア機能のおかげ。ですが、肌が乾燥すると肌表面の角質層がはがれたような状態になってしまいバリア機能が失われます。そうなると結果として、肌トラブルや肌老化の原因になるのです。

下図参照
(A)表皮…皮ふの一番表面の部分。顔では2ミリほどの厚さをもち、約28日間かけてターンオーバーをする。
(B)角質層…表皮の一部。肌の一番表面にある、表皮細胞の死んだもの(角質細胞)でできていて、厚さは0.02mmほどで、約30%の水分を含んでいる。皮ふに触れる全てのものから体を守り、また、内部の水分が蒸発しないように守るバリアとしての働きをもつ。やがて垢となり脱落していく。
(C)真皮…表皮の下の部分にあたり、約70%がコラーゲンとよばれる繊維でできている。この繊維が弱くなることでシワの原因にも。

2.健康な肌の状態

表皮の下にある真皮の細胞が正常に働き、コラーゲンなどの線維に弾力があって整っていることで、肌表面の角質層も整っている状態。充分にうるおいが保たれていることで肌のキメも整って見える。

3.乾燥した肌

乾燥すると角質層が乱れ一部はがれてしまうことも。そうすると、肌のバリア機能が弱まり外的刺激が入りやすい状態になることで、肌の健やかさが失われあらゆる肌トラブルの原因になる。