レディースファッション/春服・夏服・春コーデ・夏コーデ

人気ブランドに学ぶ、使える「デニム」の選び方

ボーイフレンドデニム、スキニーーデニム、Gジャンなどを、垢抜けてみせる選び方を紹介します。単なる定番スタイルから抜け出して、体型の悩みも着こなしの悩みも解決する、今持っておきたいデニムを選びましょう。

遠藤 友香

執筆者:遠藤 友香

レディースファッションガイド

体型の悩みも着こなしの悩みも解決する、持っておきたいデニム


GUESS

GUESSのスキニーパンツは、程よいストレッチが美しいデザイン。

1本は持っておきたい定番のボーイフレンドデニムやスキニーデニム、そして、着回しにも最適な白デニム、Gジャンなど、デニムアイテムの失敗しない選び方をご紹介。単なる定番のおしゃれから抜け出して、自分らしさを表現できるアイテムとしてデニムを活用してみては?

【CONTENTS】
「スキニーデニム」は、股上浅めで1ロールアップ分長め
「ボーイフレンドデニム」は、ヒップ下がゆったりめが吉
「白デニム」は、程よいダメージとスリムシルエットで美脚を狙う
「フレアデニム」は、すそ幅が広すぎないハリのある素材を
「Gジャン」は、タイト過ぎず軽い素材で着まわし力を重視



「スキニーデニム」は、股上浅めで1ロールアップ分長め

デニム

スキニーデニム 1万6,900円/GUESS(ゲス)

女性らしい美脚効果と脚長効果が一番狙えるスキニーは、1本はワードローブに揃えておきたいアイテム。ウエスト回りや脚回りがきつ過ぎない、程よくストレッチの効いたスキニーを選ぶことが、重要なポイント。

サイズが小さすぎるとかえって太って見えてしまいますし、丈が長すぎると脚が短く見えてしまうのでご注意を。丈は、こなれ感が出る一折りロールアップができるくらいのものを選べば、着こなしの幅が広がります。股上浅めで、ヒップを小さく見せてくれる1本を、今季はフェミニンに穿きこなしたい。

1981年、ジーンズブランドとして始まった人気ブランド「GUESS(ゲス)」の「LETITIA SKINNY(レティティア・スキニー)」は、モーターサイクルにインスパイアされたデザイン。体の構造を考えて立体的に裁断されており、縦横に施されたカットが特徴的です。生地はこのアイテムのために慎重にセレクトされたもので、コットン・レーヨン・スパンデックスがバランス良くミックスされています。ソフトで肌触りが良く、快適性・伸縮性が高く、良質なフィット感を実現。細めのシルエットで美脚効果を促す一方で、圧迫感がなく着用できる嬉しい1本です。


「ボーイフレンドデニム」は、ヒップ下がゆったりめが吉

デニム

ボーイフレンドデニム 2万4,000円/GAS(ガス)

ボーイフレンドデニムとは、その名の通り、ボーイフレンド(男の子)が穿くデニムのような、少し大きめでダボっとしたシルエットのデニムのこと。

ヒップ下がややゆったりするスラウチータイプを選ぶと、よりこなれ感が出て、ほどよく肩の力が抜けたエフォートレスな空気感をまとうことができます。逆に、ウエストでジャストサイズのものを選んでしまうと、上手く穿きこなせないので注意。やや腰で落として穿くのが、垢抜けるスタイリングのポイントです。

上の写真のボーイフレンドデニムは、イタリア発のデニムブランド「GAS(ガス)」のもの。程よいダメージ感とシームデザインにこだわって作られた一枚。ロールアップして、白シャツやポインテッドトゥといったフェミニンなアイテムとコーディネートして女性らしく着こなすのが、スタイリングの成功の秘訣。


「白デニム」は、程よいダメージとスリムシルエットで美脚を狙う

デニム

白デニム 2万4,000円/GAS(ガス)

デニムにちょっと抵抗感のある、キレイめ派の方におすすめなのが、白デニム。インディゴよりもクリーンに着こなせる白デニムは、今季のマストハブ。ロールアップに最適な少し細めの裾が、足首を華奢に見せてくれます。

トレンドのオールホワイトコーデにも挑戦しやすいホワイトデニムは、1本は持っていたいアイテム。イタリア発のデニムブランド「GAS(ガス)」は、キレイめにも履けるほどよいクラッシュ加工が絶妙。シルエットはスキニータイプなので、脚長効果と美脚効果も狙えます。


「フレアデニム」は、すそ幅が広すぎないハリのある素材を

デニム

フレアデニム 2万1,000円/SASSON(サッソンジーンズ)

70sスタイルの流れを受けて、注目度が高まっているのがフレアデニム。自由なヒッピーマインドを醸し出すフレアなシルエットのデニムは、今季のitアイテムに仲間入り。初心者は、まずはあまり裾が極端に広がり過ぎず、適度にフレアになっているものをセレクトすれば、脚長効果も狙え、上手く穿きこなせます。

オススメは、NY発デニムブランド「SASSON(サッソンジーンズ)」のフレアデニム。ハリがあり伸縮性の良い素材を使用しており、体にフィットし、なおかつ動きやすくなっています。

また、着用を繰り返すことで膝部分が伸びてしまう“膝が出る”という欠点も軽減されています。裾にかけて程よく広がったスリムフレアシルエットは、足元をスッキリ見せてくれるアンクル丈。膝より少し上を細くしぼってフレアしているので、膝のポイントが高く見え、脚を長く見せる効果もうれしいですね。

また、お腹周りをスッキリ見せたい人は、深すぎないちょうど良い股上をセレクト。センタープレスが入っていると、キチンと感が出ると同時に、ややシャープな印象にもなります。後ろポケットのキラっと光るシルバープレートがポイントとなっています。

「Gジャン」は、タイト過ぎず軽い素材で着まわし力を重視

Gジャン

Gジャン 3万1,000円/YANUK(ヤヌーク)

着回しの良さを考えるなら、とことんベーシックなものを選ぶこと。左右に胸ポケットのついた定番のデザインなら、飽きずに着こなせます。またサイズ感も重要なポイント。タイト過ぎず、程よくゆとりのある方が、重ね着もスマートにできます。

こちらは、LA発デニムブランド「YANUK(ヤヌーク)」のもの。ストローの様に糸の真ん中が空洞になっている中空糸を使用しており、ものすごく軽いので、肩が凝らないのが嬉しい。軽さに反して、加工は本格的なヴィンテージ加工。見た目と軽さのギャップを、より一層際立たせています。また、吸水速乾性に優れているので、梅雨時期や暑い夏にもぴったりです。

とくに、今はデニム・オン・デニムのコーディネートも注目されており、インディゴやライトブルーなどのバリエーション豊富なカラーを上手くミックスし、トーン・オン・トーンの全身でデニムを楽しみたいですね。

パンツだけでなく、トップスに至るまで、「デニム」といえばカジュアルの代表格。

ここのところ数年連続で、春夏のデニムスタイルが注目されています。毎年、素材やアイテムがアップデートされているのもポイントなので、ぜひ最新アイテムもチェックしてみて。

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【取材協力】
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GUESS(ゲス)
GAS(ガス)
SASSON(サッソンジーンズ)
YANUK(ヤヌーク)
(掲載順)
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