東国原氏の「年の差妻」が直面した現実
もともと、現在の奥様と再婚をする際には、東国原氏の以下のようなコメントが報道されていました。プロポーズの言葉は「将来、僕の介護もしてくれないか?」。
「母の介護をしてくれているとき」に思いを打ち明けると、「耳元で『はい、喜んで』と返事が返って来ました」。当初「介護職員初任者研修資格を有する彼女は、『ただ単に(自分の)介護をして欲しい』と思っていたらしいです(笑)
この東国原氏のコメントを拝見する限りでは、(自分が年だから)「要介護になったらよろしくね」というだけでなく、自分の親の介護の担い手としても、現奥様にしっかり期待をしていたこと様子がうかがえます。
実際番組内では、4カ月に1度しか実家に顔を出さない夫に代わり、「やらざるを得ない」状況にある奥様の孤軍奮闘ぶりが紹介されていました。
番組内のVTRでは、どちらかというと東国原氏の亭主関白ぶりを面白おかしく取り上げていた部分が長かったですが、実際の介護はVTRに出てきたような「きれいごと」だけでは済まないはず。番組の中で西川史子さんが指摘されていたように、バリアフリー化されていない住宅の問題など、介護しやすい環境になっていないといった問題点も、彼女への負担の大きさをうかがわせました。
妻=介護要員とされないために準備すべき5項目
夫の年齢が高い「年の差婚」の場合、夫の両親が健在であった場合にはこのような「介護」の問題がつきものです。もちろん、好きになって結婚した人の親ですから、「面倒を見てあげたい」あるいは「面倒を見る義務がある」と考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、それでも介護を「一人で背負わなければいけない」というのは別問題です。多くの人と協力して介護をする状況を作り出すためには、実際に「介護スタート」となる前に次のようなことを準備しておきましょう。
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