利回り14.4%!これだけは見逃せない3月の優待銘柄
利回り14.4%!これだけは見逃せない3月の優待銘柄をご紹介します!
まずは基本データから見てみましょう。
【銘柄名(証券コード)】ダイドーリミテッド(東証1部<3205>)
【予想配当+予想優待額面利回り】 14.4%
【2015年2月6日株価】 506円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=5万600円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 15円
【株主優待権利確定月】3月末
【優待内容】詳細はYahoo!ファイナンスの株主優待情報をご覧ください
同社の株主優待は100株以上保有の場合、5,800円相当の自社関連商品、1,000株以上の場合、15,000円相当の自社関連商品となります。今回は100株を購入し、5800円相当の自社関連商品を獲得したケースを想定しています(つまり株主優待は5800円として評価し、利回り計算しています)。
現金配当と合わせた利回りはなんと14.4%もあり、非常に魅力的な株主優待銘柄だと思います。
業績は低迷し、株価も底値圏で横ばいだが・・・
業績ですが売上は概ね横ばいなのですが、消費税率引き上げの影響が長引いていること、原材料高・円安の影響などにより仕入コストが上昇していることなどから、営業利益は赤字が続いています。また、2015年3月期は衣料事業において、中国にある衣料原料・製品の製造工場の合理化を進める上で、在庫の処分や評価減の発生を見込んいることも利益面で悪影響を及ぼしています。ただ、投資有価証券の売却益7億400万円や円安に伴う為替差益1億7800万円を計上することなどにより純利益ベースでは(2015年3月期第3四半期時点で)黒字となっています。2015年2月2日に2015年3月期の通期業績予想を下方修正しているところを見ても、なかなか状況は厳しそうです。消費意欲が戻らないこともありますが、競合が激しい部分もあるのだと思います。一方で、中国工場の合理化が進めば収益は改善する可能性があるなどのプラス材料もあります。
株価は業績を反映して軟調な状況が続いてきましたが、2015年10月にとりあえず底を打ったように見え、ここ半年ほどは横ばいの株価推移となっています。前述の下方修正の発表があったあとも株価はそれほど大きく下がっていません。当面は業績の悪化がここで止まるのかどうかを見定める株価展開になるかと思います。
参考:日本株通信
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