スマホはイヤ、でもガラケーじゃ物足りないという声に応える
スマートフォンが人気を集めていますが、実はその普及率は、まだようやく半分を超えたあたり。未だ多くの人が、従来からのケータイを使っています。そうした人の中には、「次に買い替えるときもやっぱりケータイがいい」と思っている人も多いのではないでしょうか。スマートフォンにして通信料が高くなるのがイヤ、タッチ操作がイヤ、サイズが大きくなるのがイヤ、電話がかけづらそうなのがイヤ……などなど、理由はいろいろあるでしょう。年配の方の中には、ようやくケータイを使いこなせるようになったのに、またいちからスマートフォンの操作を覚えるなんて……と、抵抗を感じている方もいるかもしれません。
しかし一方で、周りがどんどんスマートフォンを使うようになってくると、スマートフォンでないと不便に感じる場面も増えてきます。たとえば最近ではメールアドレスを聞かれるかわりに、「LINEやってる?」と聞かれることが増えました。コミュニケーションの主流がメールから、LINEのようなSNSへと移り変わってきているのです。
実は従来のケータイでもLINEは利用できるのですが、ブラウザからサイトにアクセスしなければならなかったり、通知がメールで届くなど、スマートフォンのアプリのように使いやすい仕様にはなっていません。
またケータイで最も良く使う機能のひとつであるカメラも、スマートフォンではどんどんきれいに、多機能になっていくのに、ケータイのカメラの進化は止まったまま。次もケータイを選びたいけど、LINEやカメラはスマートフォンと同じように使いたい……。そんなニーズに応えるのが、auが先日発表したシャープ製のケータイ「AQUOS K」です。
カラーはレッド、ホワイト、ブラックの3色。別売りの「着せかえセット」を使って、さらに異なる色を楽しむこともできます。サイズは約幅51×高さ113×厚さ16.9mm、重さ約128g。
見た目は従来のケータイとまったく同じ。キー操作もほとんど同じで、迷わず使うことができます。約3.4インチですが、解像度が高く、文字がくっきりと見やすくなっています。
背面には約1310万画素のカメラを搭載。バッテリーは1410mAhで、連続待受時間は3Gで約610時間、4G LTEの場合は約470時間。バッテリーの持ちはケータイ以下、スマホ以上と言ったところです。