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恋愛の「面倒くささ」をどうすればいい?【続編】(3ページ目)

恋愛に於ける3つのマイナス要素といえば、面倒くさい、傷つきたくない、「信じること」が難しい……などではないかと思います。でも、残念ながら、それらがまったくない恋愛はあり得ません。今回は「合わせることが面倒」について、さらに掘り下げてみます。

執筆者:藤嶋 ひじり

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【3】「感情表現」や「コミュニケーション」

携帯を見る女性

メールやLINEでは喧嘩せずに、楽しい言葉を送り合うことを心掛けて。気になることがあるなら、なるべく直接会ったときに、話し合いを

感情表現は十人十色。100人いれば100通りの表現方法があるはずです。「好きなら『好き』って言って」と女子の好みを押しつけることが、「俺の気持ちを疑うなんて」と彼を傷つけてしまうことになるかもしれません。メールの回数にしろ、愛の言葉にしろ、表現方法の「当たり前」が違い過ぎると、それを相手に合わせるのは面倒ですよね。

毎日、家族に「いってまいります」と伝えてから学校に行ってた人は、大人になっても、彼に毎朝「これから会社いってきます」とメールしてしまうかもしれません。家族間のコミュニケーションが希薄な家庭で育った彼なら、「用事もないのにメールするのって普通なの?」と面倒くさく感じるかもしれません。


思い当たることはありましたか? この3つについて、お互いにギャップが少ない人を選ぶことが、「面倒くさくない」「疲れない」ことに繋がると考えられます。

また、対処法としては、

  • 自然体の人を選ぶ
  • 自分自身も自然体でいる
  • 「普通」や「理想(なりたい二人)」が自分と近い人を選ぶ
  • 自分の想う「理想の異性」に近い人を選ぶ
  • ギャップを「悪」とせず柔軟に譲り合う
  • ギャップで「想い」を計らない
  • ギャップをモノともしないほど相手を好きになる

ということが考えられます。ギャップがあることで「私のこと好きじゃないのね」と、何でも「想い」に結びつけてしまう傾向がある人は要注意です。

「ギャップ(違い)」と「想い」は、まったく別だと心得ましょう。

経験から言えるのは、ギャップが大きくても、それを乗り越えるほど、ものすごく好きになってしまえば、ギャップそのものを楽しめたり、受け入れようとがんばれたりするもの。むしろ、お互いに「常識」の幅を広げていけるはずです。

面倒くさいからと「恋愛」から遠ざかっていられるのは、それほど魅力的な人と、まだ出逢えていないだけかもしれませんよ。
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