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恋愛の「面倒くささ」をどうすればいい?【続編】(2ページ目)

恋愛に於ける3つのマイナス要素といえば、面倒くさい、傷つきたくない、「信じること」が難しい……などではないかと思います。でも、残念ながら、それらがまったくない恋愛はあり得ません。今回は「合わせることが面倒」について、さらに掘り下げてみます。

執筆者:藤嶋 ひじり

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【2】「普通」や「理想」

公園でデートするカップル

公園や自然のなかなど特別な何かがなくても楽しめる仲になれたなら、ギャップは減っていくかもしれません

距離が近づくにつれて、生活習慣の違いやお互いの「普通」や「当たり前」の違いに驚くことも多いはずです。

「男なら、食事は奢るもんじゃないの?」
「彼女だったら、こういうときには黙って支えて欲しい」
「恋人同士なら、お互いに向上心を刺激し成長していきたい」

など、「普通」や「理想(望むもの)」が違うことは、いさかいの原因になりがちです。

また、自分の内面についても、「ありのままの自分」と「相手が求める自分」のギャップがあると言えると思います。お互いにある程度のペルソナ(仮面:外面)を持ち寄って、そこを好きになっているわけですので、等身大の自分を、少しずつ見せていき、それを相手に受け止めてもらうという「面倒な作業」が必要になるのです。

普段から、もの凄くがんばっていて、周囲から憧れられるようなペルソナを持っている人ほど、ありのままの自分とのギャップも大きいはず。そういう方は、人間関係が濃厚になり誰かと深く関わることで、普段忘れている「ありのまま=理想的ではない自分」を自覚せざるを得なくなるため、自己嫌悪に陥ることも多いでしょう。

つまり、もともと「演じている人」ほど、恋愛という濃厚な人との関わりを面倒に感じるのです。

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