2015春夏トレンド8「グラフィカル＆アート」(3ページ目)

OSKLEN（オスクレン）

抽象モチーフが増える一方で、ナチュラルトーンの柄の取り入れも広がっている。代表的なボタニカル（植物）柄のほかに、鳥や昆虫などの生き物モチーフを生かす動きも出てきた。グリーンをキーカラーに選び、全身をボタニカル柄で染め上げたセットアップはこの上ないネイチャー感を帯びた。モチーフを媒介にしたメッセージ性が強く打ち出され、エコフレンドリーな意識がにじむ。グリーンの濃淡や力強い生命感が装いに躍動感を与えている。ビッグモチーフとトランスペアレント（透ける）生地は意外な好相性を発揮する。アイキャッチーな柄が視線を引き込み、シースルーがそれを受け流したり拡散したりする。植物模様がボディーラインの起伏を強調していて、起伏に富んだシルエットを印象づけている。

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