MVNOサービスにブックオフが参入

スマートフォンを利用する上でユーザーにとって悩みの種は、月額利用料と端末代です。端末に関しては、高機能になればなるほど端末代も高くなります。月額利用料に関しては、フィーチャーフォンからスマートフォンに変更すると、大幅に料金がアップします。

スマートフォンをリーズナブルに活用したいというユーザー向けに、MVNOサービスがあります。こちらは、NTTドコモなどの通信会社の回線を利用し、通信速度や通信データ量の制限をかけて、安価に提供しているものです。

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そして、このMVNOサービスとSIMフリースマートフォンを組み合わせて、提供するサービスも多くなってきました。ブロードバンド回線の運用会社や家電量販店が多く参入していますが、それ以外の会社の参入も増えています。その中でも、話題が「ブックオフ」が提供する 「スマOFF」です。

格安の端末と通信専用SIMをセットで販売

端末としては、エイサー製のSIMロックフリー端末「Liquid Z200」となります。SIMカードは通信専用SIMで、月額980円(税別)で下り最大150MbpsのLTE通信が1日70Mバイト(1カ月約2.1Gバイト、SMS付き)まで利用できます。ただしLiquid Z200は3Gのみをサポートし、LTE通信に非対応のため、通信速度は下り最大21Mbpsとなります。

ブックオフらしい企画として、携帯電話をブックオフにて売った場合は、この「Liquid Z200」が無料になります。無料引き換えの条件があるので、詳しくは店舗、または、WEBをご確認ください。

また、「Liquid Z200」は端末単体でも販売しており、価格は1万円(税別)という格安になっています。


「Liquid Z200」レビュー


 

小型のパッケージになります。

小型のパッケージになります


同梱物もシンプルです。

同梱物もシンプルです


ディスプレイサイズは4インチのスマートフォンとなります。

ディスプレイサイズは4インチのスマートフォンとなります


裏面のボタンでアプリやカメラの起動が可能です。

裏面のボタンでアプリやカメラの起動が可能です


裏蓋を開けると、SIMカードを2枚挿すスロット(標準SIMとmicroSIM)、microSDメモリカードのスロットがあります。

裏蓋を開けると、SIMカードを2枚挿すスロット(標準SIMとmicroSIM)、microSDメモリカードのスロットがあります


本体サイズは、iPhone 5sにカバーを付けたくらいの大きさとなります。

本体サイズは、iPhone 5sにカバーを付けたくらいの大きさとなります


内蔵メモリは4GB。

内蔵メモリは4GB


Androidのバージョンは4.4.2

Androidのバージョンは4.4.2



「Liquid Z200」の印象としては、CPUがMediaTek MT6572M(1GHzデュアルコア)、メモリは512MB、ディスプレイが4型480×800ドットと、最新機種と比較すると、低スペックになっているため、操作が快適とは言えません。ただ、格安SIMとセットで、携帯電話と引き換えに無料で入手できる機種としては、なかなか面白い機種と思われます。

ハイエンドユーザーには注意点があります。SIMスロットが2個付いていますが、1個のスロットに3GのSIMカードを挿すと、もう一つのSIMスロットがGSM専用となってしまうため、3Gの同時使用ができません。海外などで、3GのSIMカードとGSMのSIMカードを併用する方法が現実的かと思います。


今後も、このようなSIMカードとSIMフリー端末のセット販売が増えてくると思いますので、スマートフォンの月額費用を安く運用したいユーザーは是非ご検討ください。


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。