SEO・SEMを学ぶ/SEO内部対策(ソースコード・タグの修正)

ページネーションについて(2ページ目)

長い文章を、複数のページに分割するなどして、読みやすくする施策がページネーション。ユーザビリティだけでなく、SEOの観点から見ても、重要な要素です。

瀧内 賢

執筆者:瀧内 賢

SEO・SEMを学ぶガイド

ページネーションタグ設置の背景

ページネーションタグは、分割されたページ同士の関係性を、Googleにお知らせすることが目的です。繋がりにおける「内容・情報の順序」を明確に案内するために用い、それらの関連付けのヒントにもなります。
Googleに対し、おもてなしの精神を持ってサイト自ら申告することで、問題も少なくなることでしょう。


ページネーションタグの記述方法

具体的に、以下のような同一カテゴリ内部の3ページを例に解説していきます。

  1. http://7eyese.com/seo1.html
  2. http://7eyese.com/seo2.html
  3. http://7eyese.com/seo3.html

記述方法はとても簡単です。
複数のページに分けて表示しているそれぞれのページ内部(headタグ)に対して、以下のように記述するだけです。

「1.のhead内」
<link rel=”next” href=”http://7eyese.com/seo2.html”>

「2.のhead内」
<link rel=”prev” href=”http://7eyese.com/seo1.html”>
<link rel=”next” href=”http://7eyese.com/seo3.html”>

「3.のhead内」
<link rel=”prev” href=”http://7eyese.com/seo2.html”>

留意点としては、最初のページは、前のページがありませんので、rel=”prev”は記述しないこと。また、最後のページは、次のページがありませんので、rel=”next”は記述しません。


注意点

ページネーションタグは、命令ほどの強制力はありません。加えて、重複コンテンツの診断を避けきれるものでもありません。

その為、以下のタグをユニーク化しましょう。

  1. title
  2. meta要素
  3. h1
  4. その他、可能ならばh2やその他の変更可能なエリア

以上、ページネーションについての案内でした。

特に情報量の多いサイトにおいては、利用すべき手法です。
是非、注意点を守って活用してみてください!
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