上野東京ライン開業
かつて上野~東京間にあった長距離列車用の線路は、東北新幹線建設により撤去されたが、新幹線高架の直上に新たな高架線を造ることで、およそ30年振りに復活。2015年3月14日に開業し、上野発着の、高崎、東北、常磐各線の列車と東海道線の列車を直通させることで利便性の向上を図ることになった。
詳細は、別の記事に譲るが、原則として高崎線~東海道線直通、東北線(通称「宇都宮線」)~東海道線直通、常磐線は快速、特急ともに品川までの運転となる。北関東から東京駅、新橋駅周辺への通勤客が上野で乗り換えることがなくなり、山手、京浜東北線の混雑緩和が期待される。
東日本大震災復興の進展
JR石巻線最後の1駅区間である浦宿~女川が3月21日に復旧。これで4年振りの全線復旧となる。
JR仙石線の不通区間である高城町~陸前小野間が一部線路を移設の上復旧。6月までに全線復旧させる予定だ。同時に、松島海岸駅付近で東北線と仙石線が接近している区間に300mほどの接続線を新設、「仙石東北ライン」として東北本線仙台駅と仙石線石巻間を直通する列車を走らせ、従来より10分程の短縮を図る。
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12月6日には、仙台での2つめの地下鉄となる東西線が開業、市内の交通が便利になる。仙台地区の路線復旧や新設により、さらに一層復興が進むことを期待したい。
仙台市地下鉄東西線のサイト