天然温泉の露天風呂がある民宿に泊まる
今回、宿泊するのは、天然温泉の露天風呂がある民宿『大原山荘』。三千院と並ぶ、大原の人気観光名所、寂光院のすぐそばにあります。寂光院は、三千院などのお寺が集まる場所とは、バス停をはさんで反対側、「草生の里」と呼ばれる、山里の風情たっぷりの場所にあります。
寂光院のお参りは明日にして、今日は宿にチェックインします。
民宿『大原山荘』外観
『大原山荘』のウリは、なんといっても天然温泉。内風呂と露天風呂が2つずつあり、朝夕で男湯・女湯が入れ替わります。
露天風呂のすぐ外に山肌が迫り、山の霊気をたっぷりといただけるような、とても雰囲気のある温泉。泉質は、ナトリウムイオン、炭酸水素イオンの多い弱アルカリ性で、「美肌効果」があるそうですよ。
天然温泉の露天風呂
温泉は、宿泊しなくても入ることができますが、予約が必要とのことです。
民宿なので、シティーホテルなどの宿泊に慣れた方には少々不便な部分があるかもしれませんが、それはそれで味があっていいと思います。
また、部屋の施設については、2015年以降、徐々に改装を進めるそうなので、今後が楽しみです。
■大原山荘
住所:京都府京都市左京区大原草生町17
TEL:075-744-2227
チェックイン可能時間:15:00~
定休日:無休
アクセス:京都バス バス停「大原」を下車。寂光院方面に徒歩約13分
ホームページ → http://www.ohara-sansou.com/
大原観光の最後は、寂光院へ
寂光院は、平清盛の娘で安徳天皇を産んだ、建礼門院(けんれいもんいん 平徳子)が、源平合戦で平氏が滅んだ後、余生を過ごした場所として知られます。寂光院 境内
今回、はじめて知ったのですが、寂光院は柴漬(しばづけ)発祥の地なのだそうです。建礼門院の侍女、阿波内侍(あわのないじ)が、夏野菜を赤紫蘇(シソ)と一緒に漬けたのがはじまりなのだそうです。なので、もともとは「紫葉漬け」だったのだとか。
寂光院 本堂
旅先で人の話をうかがうと、何度も足を運んでいる場所でも新たな発見があって、とても楽しいです。ぜひ、みなさんも、旅先で、いろいろな人と話してみて下さい。