海外クルーズ/海外クルーズの基本情報

おすすめを解説! クルーズはベストシーズンを狙おう(3ページ目)

クルーズの場合は、海が荒れるシーズンや気候を考え、季節ごとに就航エリアが変わります。行きたいエリアがあるなら、そのベストシーズンをよく確認して、プランを練りましょう。もちろん、年間を通じて行くことができるエリアもあります!

藤原 暢子

執筆者:藤原 暢子

クルーズ ガイド

冬はやっぱりカリブ海!
客船の種類や料金もお得


カリブ

多くの客船が就航し、通年クルーズが楽しめるカリブ海


冬、多くの客船はやはり常夏の海、カリブに集まります。冬のカリブ海は客船天国と言っても過言ではありません。
ラム酒

カリブ海クルーズは西カリブと東カリブがあり、どちらも約1週間。お土産は特産のラム酒を

カリブ海も西リブ海、東カリブ海、南カリブ海と、昔統治をしていた国の雰囲気を残しているため雰囲気が違ったりしますし、なんといっても燦々と輝く太陽とビーチが待っているので人気です。多くの客船はフロリダから出航しますので、日本からは行くにはちょっと遠いのですが、最新の船に乗れたり、客船が多く集まっている分、クルーズ代金もお得という利点も。


日本から南下して乗船する
オセアニア・クルーズで自然を体感!


コアラ

冬場は南半球がクルーズのメッカ。オーストラリア&ニュージーランドも人気コース


一部の客船はオセアニア・クルーズといわれるオーストラリアやニュージーランドクルーズ、また南米クルーズなどを行っています。
オペラハウス

シドニーのオペラハウスを見ながらの入出港はオセアニアクルーズのハイライト

オセアニア・クルーズはシドニーやメルボルン、タスマニアなどのオーストラリア東部やニュージーランドのフィヨルドなど、大自然、動物、ワインなどが漫喫できます。

このように、クルーズは「穏やかな海や気候」を考慮して移動をしていますので、行きたいエリアがあれば、1年から半年前に予定を立て始めるのが大切です。

ちなみに上記のクルーズは、日本から海外の発着地まで行って、1~2週間のクルーズをしてまた飛行機で日本に戻る「フライ&クルーズ」を中心に紹介しています。


通年を通して行けるクルーズエリアもある!


ナパリコースト

ハワイ、カウアイ島の絶景ナパリコーストを見られるのも客船でめぐる特権


「せっかく休みが取れるのに、行きたいエリアがない」と残念がる必要はありません。年間を通してクルーズを行っているところもあるからです。

たとえば、7泊8日のハワイ4島めぐり、シンガポールや香港発着の東南アジアクルーズ、そしてやはりカリブ海などです。
プライド・オブ・アメリカ

ハワイ4島クルーズを通年で行う「プライド・オブ・アメリカ」

雨季や乾期、台風シーズンがある場合もありますが、基本的には気候も安定していて年間を通じて行くことができます。ハワイや東南アジアクルーズは日本からのフライトのアクセスもよいので、思いついたら気軽に行けるのがうれしいところ。とくに東南アジアクルーズはスタークルーズという船会社が2~3泊くらいのクルーズも行っているので、週末に少しお休みをプラスして行くことができます。

もちろん、世界一周や南米一周クルーズなどは、上記には当てはまりませんが、世界一周クルーズを行う船が多いイギリスでは、多くが寒い1月に出発し、暖かいエリアをめぐって避寒をすることができます。日本の場合は4月に出発し、コースにもよりますが可能な限りベストシーズンのエリアに寄港し、7月に戻ってくるのが一般的です。

さて、あなたが行きたいエリアは見つかりましたか?休暇を取ってぜひ楽しいクルーズの旅を満喫して下さい。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます