オリジナリティに富んだ「エクラデジュール」のケーキ達
上から下までピンク色で、女性の目に真っ先に止まりそうな可愛らしいケーキ「フランボワジエ」。
表面に散りばめられているのは、細かく砕いたアーモンドにフランボワーズ味のシロップをまとわせたもの。フランボワーズの果肉もごろっと入ったムースや、ジュレ、バタークリームなど、それぞれの層がフランボワーズ味で表現されています。甘酸っぱさがしっかりと感じられ、食感にもメリハリのある、フランス菓子らしい構成の一品です。
「タルトレットミルティーユ」は、中山シェフが、フランスのサヴォア地方で学んだ、みずみずしいブルーベリーたっぷりのタルト。アーモンドクリーム入りで焼きこまれたタルトの上には、たっぷりのブルーベリー。生ではなく、冷凍したものを使うことにより、ブルーベリーらしいフレッシュなジューシーさを引き出しているそうです。アプリコットのジャムを塗り、つややかで見るからに美味しそうに仕上げています。シンプルですが、味わい深い御菓子です。
「カシシエ」は、ドーム状のカシスムースのてっぺんに濃厚なカシスゼリーをのせた、あまり見かけないデザインが目を引きます。中にはヴァニラクリーム、土台にピスタチオ味の生地入り。全体にみずみずしくやわらかな食感と、カシスのインパクトある酸味が印象的です。
このように、中山シェフのオリジナリティに富んだ、凝ったお菓子が揃うだけでなく、フランス菓子らしい技術でしっかりと作られつつ、毎日食べたくなるようなおなじみのおやつ菓子もあります。
「シュークリーム」は、5個、10個とまとめて買っていかれるお客様も多いという人気商品です。フランス菓子らしくザクザクと歯応えのあるシュー生地の中には、カスタードクリームと生クリームを合わせた、口どけのよいクリームがたっぷり。
表面に、きらきらと光る砂糖とアーモンド粒を散りばめて焼いてあるのが一工夫で、ザクッ、ジャリッ、カリッというような食感の変化を楽しめます。
次のページでは、ギフトにも人気の「エクラデジュール」の焼き菓子をご紹介します。