中国株なら不動産銘柄、日本株の中国関連銘柄も
前回の利下げ時を考えれば中国の不動産株が狙い目
本土を代表する開発業者、中国海外発展(00688)や万科企業(02202)はバランスシート内容も良く、素直に買われるものと思われますが、一方利下げによる効果の大きさを考えると、ある程度バランスシートの悪い銘柄や中小株により大きな買い直しが入り易い可能性もあります。上記の2銘柄を本命とするなら、対抗は天津地盤のディベロッパーで大型の複合施設開発が主力の融創中国(01918)、商業不動産開発主力の五洲国際(01369)、テンセント(00700)と提携している物流・商業センター開発主力の華南城(01668)、広東省地盤で中、高級の住宅開発を手がける時代地産(01233)などがあげられると思います。
一方、日本株でも、建設機械で世界2位、中国でもトップのコマツ<6301>、油圧ショベル軸に建機世界3位圏の日立建機<6305>、エアコン世界首位のダイキン工業<6367>、中国の不動産会社にマンション向けの内装ドアを供給し、中国で利益の過半を稼いでいるニホンフラッシュ<7820>といった銘柄にもプラスの影響があります。
参考:中国株通信
※記載されている情報は、正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。予告無く変更される場合があります。また、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。