日本が世界のラグビーを変える!
野茂やカズの時のような高揚感をぜひ!

実力的に見ればニュージーランドや南アフリカ、オーストラリアと日本では、まだまだ大きな差があります。一方で、日本にしかないラグビーのスタイルやスキルがあるのも事実です。日本がスーパーラグビーに加わることで、日本人特有の俊敏性や姿勢の低さ、テンポの早い攻守の有効性が認知され、広まっていけば、世界のラグビーが変わっていく可能性もあります。

そう考えれば、今回のスーパーラグビー参入は、「枠組みに入れてもらって一番下でチャレンジする」というより、「世界のラグビーを変えるというミッションをもって参入する」というスタンスで臨むべきだと思います。そうした存在意義が、日本にはあるのです。

野茂英雄投手がメジャーリーグで投げたり、三浦知良選手がセリエAで初出場した時のような高揚感を、ぜひラグビーでも味わっていただきたいと思います。

驚異的なアスリートの競演、ボールが大きく動く楽しいラグビー

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オーストラリアのメルボルン・レベルズで2013年からプレーする堀江翔太。来季の契約延長も果たした (C)JRFU,Photo by H.Nagaoka

スーパーラグビーでプレーするのはそれぞれの国のトップレベルの選手たちで、基本的にその中から国代表が選出されます。現在の世界ランキングはニュージーランドが1位で南アフリカが2位、オーストラリアは4位(11月17日発表)ですから、まさに世界最高峰リーグと呼ぶにふさわしいレベルといえます。イメージとしては、サッカーのチャンピオンズリーグを思い浮かべるとわかりやすいでしょう。

スーパーラグビーはエンターテインメントとして魅せるラグビーを追求した歴史があるため、ランプレーが多く、ダイナミックにボールが動き、攻守も頻繁に入れ替わってよく点が入ります。日本に比べプレーが途切れず、見ていて楽しいラグビーが展開されます。

もちろんそのレベルで戦うためには、それに耐えうるだけの能力が必要になります。とりわけフィジカル(身体的)の強さは大きな比重を占めており、選手たちのアスリートとしてのレベルの高さは驚異的です。初めてスーパーラグビーをライブ観戦すれば、その圧倒的な体の大きさとパワー、スピード感に、きっと衝撃を受けるでしょう。