1月にオススメの株主優待銘柄
注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価は上昇していく傾向があります。権利確定日直前にあわてて購入し、高値掴みで不用意な損失を被ることのないように気を付けましょう。1月は、1年の中でも優待権利が確定する銘柄が少ない月です。今回ご紹介した銘柄のような人気優待銘柄ほど、投資家の注目が集まる可能性が高く、株価が上昇しやすい傾向があります。早いうちに、好優待銘柄に先回りして、お得に優待銘柄を獲得することが出来るでしょう。1月オススメ優待銘柄その1「オーエムツーネットワーク<7614>」
【業務内容】百貨店や、スーパーマーケット内で精肉専門店の店舗展開をしています。【単元株数】100株
【最低購入金額】8万9800円（2014年11月18日時点）
【権利確定月】7月末日、1月末日
【配当利回り】2.22％（2014年11月18日時点）
【優待内容】同社グループ店舗で利用できる割引券
【100株以上】自社オリジナル商品の30％割引券
オーエムツーネットワーク<7614>の優待は、同社店舗である「肉処大久保」や「センターファーム」で利用できる割引券です。同社店舗は、対面型の路面店だけでなく、百貨店内やスーパーマーケット店内といった利便性の良い場所にも店舗展開を図っています。全国に店舗展開していることに加えて、多様な店舗展開をしていることから、普段から利用する方にとって、魅力的な優待内容でしょう。魅力的な優待内容から、優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向があると言えるでしょう。
では、同社株を、今のうちに購入した場合どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を11月末に購入し、1月末の権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに、売買をすると、株主優待は取れませんが売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
システムトレードの達人
勝率： 92.86 ％
勝ち数： 13 回
負け数： 1 回
引き分け数： 0 回
平均損益（円）： 12,543 円 平均損益（率）： 6.27 ％
平均利益（円）： 18,979 円 平均利益（率）： 9.49 ％
平均損失（円）： -71,134 円 平均損失（率）： -35.57 ％
合計損益（円）： 175,597 円 合計損益（率）： 87.80 ％
合計利益（円）： 246,731 円 合計利益（率）： 123.37 ％
合計損失（円）： -71,134 円 合計損失（率）： -35.57 ％
プロフィット・ファクター（総利益÷総損失）： 3.469
平均保持日数： 47.71 日
検証結果を見てみると、勝率は92.86％、1トレードあたりの平均損益は6.27％です。勝率が高く、平均損益もプラスとなっていることから、株価の値上がりが期待できる銘柄と言えるでしょう。権利確定日の前に、早めに優待銘柄に注目することで、高値掴みして、損失を被るリスクが低くなります。
1月オススメ優待銘柄その2「ながの東急百貨店<9829>」
【業務内容】ながの東急百貨店<9829>は株式会社東急百貨店を親会社に持ち、長野市唯一の都市型百貨店「ながの東急百貨店」を運営しています。【単元株数】1000株
【最低購入金額】21万1000円（2014年11月18日時点）
【権利確定月】7月末日,1月末日
【配当利回り】1.42％（2014年11月18日時点）
【優待内容】同社店舗で利用できる買物優待券（1枚100円相当）
【1000株以上2000株未満】50枚（5000円分）
【2000株以上3000株未満】100枚（10000円分）
【3000株以上4000株未満】150枚（15000円分）
【4000株以上5000株未満】200枚（20000円分）
【5000株以上6000株未満】250枚（25000円分）
【6000株以上7000株未満】300枚（30000円分）
【7000株以上8000株未満】350枚（35000円分）
【8000株以上9000株未満】400枚（40000円分）
【9000株以上10000株未満】450枚（45000円分）
【10000株以上】500枚（50000円分）
同社の株主優待内容は、「ながの東急百貨店」、「東急百貨店の各店舗」や「北長野ショッピングセンター」で利用できる買物優待券です。百貨店の数多くの商品の中から欲しい商品を選び利用できることが魅力的な優待でしょう。また、買い物優待券を提示することで、一部の有料催事へ無料で入場することも可能です。その魅力的な優待内容から同社優待の人気は高く、優待権利確定日に近づくほど、投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向にあります。
では、同社株を、今のうちに購入した場合どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を、11月末に購入し、1月末の権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに、売買をすると、株主優待は取れませんが売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
システムトレードの達人
勝率： 85.71 ％
勝ち数： 12 回
負け数： 2 回
引き分け数： 1 回
平均損益（円）： 20,416 円 平均損益（率）： 10.21 ％
平均利益（円）： 26,042 円 平均利益（率）： 13.02 ％
平均損失（円）： -3,135 円 平均損失（率）： -1.57 ％
合計損益（円）： 306,234 円 合計損益（率）： 153.12 ％
合計利益（円）： 312,503 円 合計利益（率）： 156.25 ％
合計損失（円）： -6,269 円 合計損失（率）： -3.13 ％
プロフィット・ファクター（総利益÷総損失）： 49.849
平均保持日数： 49.20 日
検証結果を見てみると、勝率は85.71％、1トレードあたりの平均損益は10.21％です。勝率も高く、平均損益もプラスとなっていることから、良好な成績と言えるでしょう。優待権利確定日から約2カ月前の早めに注目しておくことで、高値掴みして、損失を被るリスクが低くなるでしょう。
注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価は上昇していく傾向があります。権利確定日直前にあわてて購入し、高値掴みで不用意な損失を被ることのないように気を付けましょう。株の売買を行なうに際して、今回のように簡単な検証を行うことで、これから行おうとしている投資が、どの程度リターンを期待できどの程度リスクがあるのか事前に把握することができます。検証を行ってから投資すればきっと安心感が違うことでしょう。みなさんも投資する際には一度検証してくださいね。
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