ガチョウのコンフィとは
材料さえ揃えれば、調理法はいたって簡単なガチョウのコンフィ
このガチョウのコンフィ料理(ガチョウのローストやガチョウの丸焼きとも呼ばれる)は、「オーストリアの秋といえば! 伝統の絶品ガチョウ料理」の記事でも書いた通り、オーストリアにおいて晩秋の定番料理の一つ。読者の皆さんにもその美味しさを味わって頂きたく、今回は家庭でも手軽に再現できる黄金レシピをオーストリアから紹介したいと思います!
ガチョウのコンフィの作り方
■材料(4人分)- ガチョウのもも肉 4本 (約400g)
- 塩 大さじ1
- ジュニパーベリー 5片
- 黒コショウの実 5片
- コリアンダーシード 小さじ1/2
- ニンニク 2片
- ひまわり油もしくはコーン油 750ml
- ガチョウのもも肉を水で洗い、軽く叩くようにして拭く。
- 下味として、塩、ジュニパーベリー、砕いた黒胡椒の実とコリアンダーシードを肉にすり込み、マリネにする。蓋をして冷蔵庫で一晩寝かせる。
- オーブンを80℃に予熱する。(上下から熱が当たるようにすること)
- ガチョウのマリネを耐熱容器に入れ、油を上から注ぐ。ガチョウを完全に油に浸すのがポイント。アルミホイルなどで覆い、オーブンで8時間ゆっくりと焼く。
- 油から肉を取り出し、軽く叩いて油分を落とす。オーブンの鉄板に並べ、220~230度の熱で皮がパリパリになるまで3分程度グリルする。
このディッシュは七面鳥やカモ肉でも代用できるので、クリスマスの時期にぜひ試して頂きたいレシピの一つです。仕込みに一晩、調理時間が8時間と、長丁場に感じられるものの、要は味付けをしてオーブンに入れるだけですので、忙しい年末の時期にも重宝すること間違いなしです!
ガチョウのコンフィが食べられるウィーンのお勧めレストラン