スケボーとの出会い
街中を颯爽と駆け抜けるスケートボード。なんか気持ち良さそうだと思いませんか?「難しそう」、「危なそう」などハードルを感じる方も多いかと思いますが、バスケで突き指をしたり、サッカーで捻挫したり、どんなアクティビティーも多少のリスクはつきものです。たとえ小さなリスクがあったとしても、それをはるかに凌駕する楽しさと、それぞれの人に合ったハードルを乗り越えて得られる達成感や充実感は、言葉にできない感動があるのです。これから何回かに分けてそんなスケートボードの楽しさと、楽しむためのちょっとしたコツや知識をお伝えできればと思います。
そもそもスケボーとは?
皆さんはスケートボードと聞いてどんな形状を思い浮かべますか?基本的には「デッキ」と呼ばれる1枚の板に、「トラック」と呼ばれる鉄製の舵取りパーツ、そして「ウィール」と呼ばれるウレタン製の4つのタイヤを装着した乗り物です。これは当たり前のようでかなり重要なポイントで、公園で見かけるクネクネ動く2輪の乗り物や、前後の足にそれぞれ別の車輪が付いた板を装着する乗り物はスケートボードとは言いません。
スケートボードとは似て非なるもの
また、夏の海沿いで良く見かける、胸や肩の高さほどもある長いデッキを使ったものは「ロングボード」という、スケートボードから派生した別のジャンル。個人的にはスケートボードとはまた別のカテゴリーかと思ってます。理由としてはロングボードは「ロング」とは言っても普通のスケートボードよりも短いデッキや身長くらいに長いデッキもあり、デッキ以外のパーツでも規格サイズや構造にいろいろな種類があり、当然乗り心地やテクニックでもかなり大きな違いがあります。なので大きなくくりではスケートボードであったとしても、その説明や構造に関しては普通のスケートボードとは一線を引くのが適切でしょう。