写真撮影/iPhoneで撮影するコツ

時間を凝縮した動画を撮影できる『ハイパーラプス』

スローモーション動画が通常の動きをゆっくり観ることができるのに対して、通常よりも速い動きで観ることができるのがタイムラプス動画。数か月かけて建設したビルが数分で完成してしまうあの動画だ。そこで、タイムラプス動画撮影の中でも、手軽に行える「ハイパーラプス」を使って、タイムラプスの楽しさを紹介します。

岡安 学

執筆者:岡安 学

デジタルカメラガイド

手軽にタイムラプスが楽しめる
「ハイパーラプス」

今やiPhone(iOS8以降)の標準カメラアプリでも使えるようになったタイムラプス機能。デジカメでもタイムラプス機能を採用しているモデルが増えています。イメージ的には、少し前に流行したジオラマ(ミニチュア)撮影に近い感じでしょうか。



タイムラプスは膨大な時間の流れを短時間に凝縮するので、観る時は短くても、撮影時間が膨大にかかってしまいます。よく見かける建物の建設風景は、数ヶ月間毎日撮り続けなくてはならず、花の開花シーンでも数時間は撮影しなくてはならない。そこまで時間をかけられないけど、タイムラプスを体感してみたい!と言う人に最適なのが、iOS アプリの「ハイパーラプス」です。


ハイパーラプスは、最大で12倍までしか早回しできないので、3分程度の動画なら36分の撮影時間で完成するのです。その分、大規模な変化が起こる撮影には不向きですが、日常のちょっとした動きであれば十分に楽しめます。

作例

ハイパーラプスを起動すると、まずは普通に動画として撮影する。撮影終了後に、倍率を変えて、保存する。倍率を変えると、プレビューでどんな動きになるか確認できる。


サブカット

SNSにシェアをせずに終了するなら、「新規ハイパーラプスを選ぶか、そのまま終了しよう。保存した動画は「写真」で確認ができる。

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