利回り30%も!読書好きには見逃せない株主優待銘柄
文教堂の株主優待は本好きの皆様には是非一度、検討していただきたい必見の株主優待です!
その文教堂グループホールディングスの株主優待は直営店店舗での割引優待なのですが、非常に割が良く、株も低額で購入可能ですので、是非ご紹介したいと思います。読書好きの方には是非とも一度ご検討していただきたい株主優待です。
文教堂グループホールディングス(東証ジャスダック<9978>)
予想配当+予想優待額面利回り:30.0%
【2014年10月21日株価】 200円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=2万円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 0円
【株主優待権利確定月】 2月末、8月末
【優待内容】 詳細はYahoo!ファイナンスの株主優待情報をご覧ください
同社の株主優待は株式会社文教堂の直営店全営業店舗で利用できる株主優待カードです。対象商品は、書籍・雑誌・文具・PCソフト・音楽CD・ゲームソフトで、保有株数に応じた割引が受けられます。100株以上で5%の割引、1,000株以上で7%の割引、1万株以上だと10%の割引です。
株主優待を受けるためには最低限100株を購入しなくてはなりませんが、10月21日の株価で計算すれば株主優待獲得最低投資額は2万円です。100株の株主優待では5%の割引ですので、仮に毎月1万円、書籍や雑誌、文具、PCソフト、音楽CD、ゲームソフトを文教堂で購入すれば年間で6000円の割引が受けられます。つまり利回りは単純計算で30%となり、3年と少しでモトが取れる計算となります。最低購入金額も低く、読書好きの方には見逃せない株主優待だと思います。
業績は低迷も今期は黒字化見通し
このように魅力的な株主優待を行っている同社ですが、2014年8月期の業績は売上が3.8%減の332億8400万円、営業利益が4億9100万円の赤字(前年同期は1400万円の赤字)、経常利益が4億4400万円の赤字(同1700万円の黒字)、純利益が8億3100万円の赤字(同2億8900万円の赤字)でした。根本的に出版流通業界はインターネットや電子書籍などとの競合もあり、市場規模の縮小が続いている様子で、業況は厳しいのではないかと思います。しかし同社は店舗リニューアルを含めたスクラップアンドビルド及び人員体制再構築などによって事業構造の改革を推し進めたり、アニメ関連商品に特化した「アニメガ」店舗の出店を加速したり、雑誌を購入するとその雑誌の内容がスマートフォン、タブレット端末等で無料で閲覧できるサービス「空飛ぶ本棚」をスタートさせるなどといった努力から販売力の向上、収益力の強化を図っており、今期は黒字転換を計画しています。
株価は200円前後で底を這う形での推移となっていましたが、10月に入り急騰。しかしスグに調整しています。できれば、200円前後で購入して、株主優待を利用しながら長期保有し、急騰時には一旦売却する(そして再び落ち着いたら買い戻す)といった方法が良いように思います。
参考:日本株通信
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