2015年トレンド【2】
今年も登場!観光列車人気は続く
ここ数年続く観光列車の人気。今年も新しい観光列車が登場し話題を集めそう。北陸新幹線開業に伴い、金沢から能登半島に2つの観光列車が運行を開始します。まずは、2015年4月29日に、“のと里山里海号(のと鉄道)“が、七尾駅及び和倉温泉駅から、穴水まで運行を開始。日本海をイメージしたブルーの車体で、車内には輪島塗や珠洲焼といった伝統工芸品等が置かれるそう。
2015年10月には、七尾線に観光列車 “花嫁のれん(JR西日本)”が登場。運行区間は、金沢~和倉温泉駅間となり、先に登場した“のと里山里海号”とあわせて、金沢から能登半島を縦断する形に。コンセプトは「花嫁のれん」に込められた女性の幸せを願う思いを「幸」というキーワードでつなぐとあって、女性好みの内装になりそう。こちらも楽しみです。
観光列車大国のJR九州では、2015年夏に“スイーツ列車(JR九州)”の運行を開始。故・原信太郎氏が製作した模型「或る列車」をモチーフに再現。外観は、ゴールドを基調に唐草模様や木目調のデザインを施すとあって豪華なものになりそう。
2015年トレンド【3】
世界遺産登録なるか「明治日本の産業革命遺産」~長崎・山口は+αの魅力もあり人気が出そう
2015年は、“明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域”の世界遺産登録に期待が高まります(5月頃にユネスコの諮問機関による勧告、正式登録決定は夏を予定)。団塊世代を中心とした日本の高度成長期を支えた人々の旅行人気が続く中、産業遺産への興味・関心は元々高く、登録となれば更に盛り上がりそう。松下村塾(山口県)は、世界遺産登録&NHK大河のW効果で賑わうこと間違いなし
また、長崎県は2016年にも”長崎の教会群とキリスト教関連遺産”が登録を目指していることもあり地域をあげてのキャンペーンも開始。早くもこちらをあわせて観光しようという動きも増加しそうです。山口県はNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台であり、ドラマとの相乗効果で関心が高まりそう。