施策の重要度合と傾向
まず最初に、SEO対策の傾向や事情についてお話していきましょう。アルゴリズムの比重は、外部よりも内部対策の方に、その重要度が高まってきています。しかしながら、外部リンク(被リンク)による検索順位への影響があることは、未だ変わっておりません。その為、内部対策同様、外部における施策を引き続き行っていくことも重要です。
またGoogleから、被リンクと合わせてオーサーランクについての発表もありました。評価軸についての様々な論議が交わされているのかもしれませんが、このような発表において、それをどのように解釈するかもSEOには重要であり、額面通りではなく、その裏に隠された内情も含めての施策が必要となります。
SEO外部対策が評価される理由
主として検索エンジンはGoogleですが、このロボット型検索エンジンにおける外部リンク(被リンク)の考え方としては、人間社会でいう選挙や推薦のようなものとなります。選挙を例に考えていくと、被リンクが多いということは、沢山の票が集まるという様子をイメージすることができます。このように、人気のあるサイトだという考え方を基にアルゴリズムを構築しています。客観的視点でも、サイト評価を行いたいという意図があるようです。
但し、このアルゴリズムは変化を遂げ、以前は評価の高かった数の時代から、
質への時代へと、検索順位への効果が変わりつつあるようです。
SEO外部対策とは
SEO外部対策とは、外のサイトから自サイトへ向けてリンクを張る施策のことを指します。もう少し具体的にご説明しますと、対象とするWebサイト内部の改善等、サイト自体に直接手を加えるのではなく、サイトの外からの施策となります。そして、その方法というのが、外のサイトから自サイトへのリンク張りです。SEO内部対策については、タイトルタグのmeta要素やbody内部のコンテンツ部分など、サイト運営者自身でコントロール出来るものが殆どです。これに対して外部とは、意味合いとしては他力本願的要素があり、自サイトを直接改善するものではありません。
尚、呼び方として「外部SEO」、「バックリンク対策」、「被リンク対策」等々、色々あります。
