上半期の外食株主優待ベスト3(10万円以下編)

2015年3月期上半期の外食株主優待ベスト3<10万円以下編>

早いもので2015年3月期上半期＜2014年4月～2014年9月＞も終了です。そこで今回は、2015年3月期上半期に権利確定した外食関連の株主優待を出している銘柄において、総額10万円以下で購入できる銘柄の利回りランキングをお届けしたいと思います！

上半期に権利確定した銘柄ではありますが、今回のベスト３は年２回、株主優待を出している銘柄ですので、これからでも狙える下半期の注目銘柄でもあります。是非、ご注目下さい！

※利回りを計算する上での株主優待の評価方法は、額面として記載されている数字を参考としています（一部ガイドが推定）。予想配当＋予想優待利回りはあくまでも参考としてご覧ください。(2014年9月29日の終値で計算しています)

それでは、第3位から順にご紹介していきましょう。

第3位　ジェイグループホールディングス(東証マザーズ<3063>)

予想配当＋予想優待額面利回り：7.1％

【2014年9月29日株価】 589円
【株主優待獲得最低投資額】　100株＝5万8900円
【今期予想現金配当(1株あたり）】　2円
【株主優待権利確定月】　2月末、8月末
【優待内容】 詳細はYahoo!ファイナンスの株主優待情報をご覧ください

第3位はジェイグループホールディングス<3063>です。居酒屋「芋蔵」や｢ほっこり｣などの飲食店を展開している企業です。東海地盤の企業ですが、関東や関西でも店舗を展開しています。今回は100株を購入し、年間で4000円分の自社グループ国内直営店で利用可能なお食事優待券を獲得したケースを想定して利回り計算を行っています（つまり株主優待は4000円で評価し、利回り計算をしています）。

業績ですが、2014年2月期は赤字転落となりましたが、本部による管理強化や食材などの一括仕入れなど、利益改善策を行い、2015年2月期は黒字転換見通しです。実際のところ、2015年2月期第1四半期の業績は売上が21.4％増の33億5000万円、営業利益が2900万円（前年同期は1300万円の赤字）、経常利益が2500万円（前年同期は収支ゼロ）、純利益は800万円（同1200万円の赤字）と黒字転換となっており、今後発表される業績も期待できると思います。

ここ3年ほどの株価は右肩上がりとなっていますが、配当権利落ち後に大きく下落し、その後次の配当権利落ちに向けて上昇していくという株価パターンが続いています。2014年8月の権利落ち後もそのような動きになりつつあり、今後も次回の配当権利落ちに向けて上昇、権利落ち後に大きく調整という動きになる可能性があります。

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