10月の株式市場の傾向
銘柄をご紹介する前に、10月の株式市場について振り返りましょう。9月末に全銘柄を購入し、10月末に売却した場合の成績は以下の通りです。■10月相場の傾向
勝率: 40.72 %
勝ち数: 27,417 回
負け数: 39,907 回
引き分け数: 1,960 回
平均損益(円): -2,224 円 平均損益(率): -1.11 %
平均利益(円): 18,634 円 平均利益(率): 9.32 %
平均損失(円): -16,662 円 平均損失(率): -8.33 %
合計損益(円): -154,056,845 円 合計損益(率): -77,031.39 %
合計利益(円): 510,887,899 円 合計利益(率): 255,450.39 %
合計損失(円): -664,944,744 円 合計損失(率): -332,481.77 %
プロフィット・ファクター(総利益÷総損失): 0.768
平均保持日数: 27.74 日
検証結果を見てみると、10月の株式市場は勝率が40.72%、1トレードあたりの損益額を示す平均損益は-1.11%となっています。勝率が5割を切り、平均損益もマイナスとなっていることから、10月は下落しやすい月と言えるでしょう。
では、株価が下がりやすい傾向のある10月に、好調なパフォーマンスが期待できる銘柄をご紹介したいと思います。
10月に優れたパフォーマンスが期待できる銘柄とは?
今回ご紹介したい銘柄は、「GMOペパボ<3633>」です。以下では、同社の詳細についてご説明します。【事業内容】
低価格で利用できるインターネットサービスを、主に個人向けに手がけています。
【財務分析(ファンダメンタルズ)】
今期は、売上高45億(前年同期比+8%)、営業利益7億5000万円(同+3.3%)、当期純利益4億5000万円(同+10.2%)と増収増益を見込んでいます。これは、インターネット上のオンラインショップの運営を支援するサービスの需要が拡大していることが要因としてあげられます。近年、スマホの普及によりインターネット上で商品やサービスを取引する電子商取引(EC)が拡大傾向にあるといわれています。また、スマホが普及したことで、個人によるモノやサービスの売買の機会も増加傾向にあります。同社は、個人向けにオンラインショップの運営を支援するサービスを手掛けていることから、個人間の電子商取引の需要の拡大に伴い、業績拡大が期待できるでしょう。
【株価水準】
株価を見ると、8月より堅調に推移しています。また、株価水準はPER12倍台と割安感を感じる水準です。スマホの普及が進んでいることや、個人間の電子商取引の需要が拡大している背景を考えると、更なる株価上昇に期待が持てるでしょう。
【システムトレード分析】
「GMOペパボ<3633>」と10月の相性の良さを、システムトレードの観点からみるために、9月末に同社株式を購入し、10月末に売却した場合の検証を行いました。検証結果は以下のとおりです。
■検証結果
勝率: 100.00 %
勝ち数: 5 回
負け数: 0 回
引き分け数: 0 回
平均損益(円): 21,151 円 平均損益(率): 10.58 %
平均利益(円): 21,151 円 平均利益(率): 10.58 %
平均損失(円): 0 円 平均損失(率): 0 %
合計損益(円): 105,756 円 合計損益(率): 52.88 %
合計利益(円): 105,756 円 合計利益(率): 52.88 %
合計損失(円): 0 円 合計損失(率): 0.00 %
プロフィット・ファクター(総利益÷総損失): 999.99
平均保持日数: 27.40 日
10月の株式市場は全銘柄の勝率が40.72%であるのに対して、「GMOペパボ<3633>」の10月の勝率は100%です。この結果から、市場全体が軟調に推移する10月相場との相性が良いと判断できるでしょう。10月の投資戦略を考える上で、株価上昇に期待がもてる同社に注目してみてはいかがでしょうか。
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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)