SEO・SEMを学ぶ/SEO外部対策

SEO外部対策1:リンクの否認(非承認)について

SEO対策のひとつでもある、リンクの否認(非承認)について解説していきます。施策上の留意点や考え方等をご案内致します。

瀧内 賢

執筆者:瀧内 賢

SEO・SEMを学ぶガイド

リンクの否認(非承認)とは

リンクの否認(非承認)とは、外部からサイトに張られたリンクを評価しないように、Googleに対してお願いする機能です。その為、リンク否認ツールを使って非承認をリクエストしたからといって、必ず外部リンクを無視してくれるというわけではありません。


否認(非承認)を行う前に

普段行うSEO対策の中では、何か特別なことでもない限り使用する必要性が無い施策であるため、否認を行う前に次のことを確認しておきましょう。

  • Googleからウェブマスターに不自然なリンクの警告が来ている
  • 低品質なリンクが原因で、順位下落が明らかである(ペナルティ)
具体的には、リンクスパムやリンクネットワーク等の心当たりがあるかということを、ひとつの指標としてください。また、上記のような事情でない限り、行うべきではありません

ここで、否認ツールを取り扱ううえで関係深い、ネガティブSEOについて解説していきます。


ネガティブSEOについて

ネガティブSEOとは、簡単にいうと検索エンジンから嫌われるような施策を行うことです。また、その結果として、検索順位が下落することもあります。それではなぜこの手法が用いられるかというと、多くは競合サイトの順位を下げるための手段としてなっているからです。

具体的手法として、例えば社会性の高いとあるサイトに、異なるジャンルである出会い系やポルノ系のような外部リンクが大量に張られてしまった場合、評価を下げ、一時的あっても順位が下がることがあります。

但し、GoogleはこのネガティブSEOを判別し、防ぐことができるようなアルゴリズムを徐々に進化させています。その為、多くの場合は他の要因で順位が下がったと診て疑うべきです。
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