これを飲まずには帰れない、今やミャンマーの国民的ビール
これぞミャンマーを代表するビール、その名も「ミャンマービール」!
ヤンゴンのシンボル、金色まばゆいシュエダゴォンパゴダの仏塔
一年を通して高温なミャンマーにあっては、ビール好きな人であればこのミャンマービールを飲まずに帰ることは文字通り物理的に不可能です!
ミャンマービールの現在
ミャンマービールの歴史は古くはありません。1995年にタイガービールで有名なシンガポール企業との合弁で設立され、製品はヤンゴンと新首都ネピドーの中間あたりにある国内工場で生産されています。外国資本との合弁ということもあってか、世界的に通用する味と製法であっという間にミャンマーを代表する銘柄に成長し、もはや地ビールの域は完全に超えたインターナショナルブランドといってもいいほどの存在になりました。仏の前で祈りをささげるミャンマーの人たち。ミャンマーは世界でも代表的な仏教国の一つ
ただし、敬虔な仏教徒であるミャンマー人は日本人ほど飲酒量は多くはないようです。いくら暑くても日本人や中国人のように皆で卓を囲んでワイワイなんて光景はあまり一般的ではありません。
数々の賞を受賞!
このミャンマービール、その高いクオリティーで過去にはいくつもの国際的な賞を受賞しています。近年では、- EUROPEAN BEER STAR 2010年金賞
- THE BREWING INDUSTRY INTERNATIONAL AWARDS(現在はTHE INTERNATIONAL BREWING AWARDS) 2005/6年金賞
- WORLD BEER CUP 2004年銀賞
ビルマカレーの付け合せといっしょに
ビルマカレーには様々な付け合せが一緒についてくる
いつもならまずはビールといっしょに何かつまみを…と別注文するところですが、ミャンマービールにはカレーの副菜がよく合います。
キレのよいビール!
さて味の方は、一言でいうとすれば、ありがちではありますがやっぱり「コクとキレ」でしょうか。その中でも私はキレの方に軍配を上げたいと思います! コクの方はアジアビール独特の苦味がしっかりとあり、東南アジアのスパイシーな料理によく合います。が、他の安酒と違うところはこの苦味が全然残らないところ! このキレのよさに思わず東南アジアにいることを忘れてしまいそう!(一般的に、東南アジアではキレのよくないビールが多いです)スッキリ系のビールと評したくなるところですが、総評としてはやっぱりスッキリ系ではないところがこのミャンマービールのミソなのだと思います。敢えて日本のビールと比較すれば、キリンやサッポロの味よりもアサヒの感覚に近いと感じました。