女性もどんどん稼ぐのが家計にはオススメ
子どもが成長し少し手が離れてくると、それまで専業主婦だった人も、「そろそろ社会復帰を」と考えるでしょう。その時期になると教育費や住宅ローンなど、「家計を助ける」という意味でも働き始める方は多いと感じます。家計を上向かせるために世帯収入をアップさせることは大切ですし、女性の社会進出は女性を内外から磨き、美しくします。家庭も世の中も明るくなり素晴らしいことなので、女性もどんどん稼いで欲しいと思います。
洒落っ気が無くなっていく自分に半ば諦め
私自身、専業主婦時代は一日中子どもといるだけで、一歩も外に出る事の無い日や家族以外と会話をすることが無い日も多くあり、お化粧やお洒落から遠ざかっていました。「母親」という役割に没頭し、お化粧やお洒落は後回し。美しくなることを諦めていました。専業主婦という立場なので夫の稼いだお金を自由に使うことに罪悪感もあり、思い切ってお洒落にお金をかけることができませんでした。仕事を始めた時、仕事に着ていく服が全くないのに愕然としたくらいです(笑)。夫の休日に出かけることやママ友とのランチ位しか楽しみを見出すことができず、物足りない日々を送っていました。
世帯収入アップ以外にも良い事が!
その後、ファイナンシャル・プランナーとして仕事を始めてから、夫が「ママが働いてくれるようになって良かった!肩の荷がおりて楽になった」と、これまで口にしなかった胸の内を話してくれたのがとても印象的でした。知らず知らずのうちに夫に負担をかけてしまっていたことに反省しました。夫にとって具体的にどう良かったのかというと……
・世帯収入が増え、家計が楽になった
・きれいにお化粧やお洒落をするようになった
やはり、妻にはきれいでいてほしいというのが男心なのでしょうか。このような事以外にも「家に早く帰らなくても不機嫌にならなくなった」と言います(笑)。
仕事を始めると、疲れて夫よりも先に寝てしまったりします。「まだ家に帰らない!」と夫を待ちくたびれるという事がなくなりました。夫も「待たせている」という罪悪感やプレッシャーから解放され気持ちが楽になったようです。
「付かず離れず」といった夫婦の良い距離感がとれたように感じます。
共働きをしたいと思っても、家事や育児のうえに更に仕事は……と負担を感じたり、疲れやストレスで反対に支出が増えるのでは?と悩むモノです。しかし、妻が働くことで夫や両親が協力的になり、家族の絆が深まるといったこともあります。不安な場合は、最初からフルタイムではなく、数時間から始め、自分らしい働き方を見付けるといいでしょう。
仕事でも「女性らしさ」を生かそう!
女性の笑顔はとても良いモノです。場を明るくし、和やかにします。そして細やかな気配りや、母性から来る優しさなどの女性らしさは価値があるものです。看護師や秘書といった細やかな仕事が女性に向くのはそういった理由もあるのでしょう。また、臨機応変に物事を判断し、「レンジとコンロとグリルと、3つ一度に料理ができる」「歯磨きしながら、洗濯機を回してトイレに行く」といったように一度にいくつもの事を考えながら動くことができる器用さを持っているのも女性の特徴です。更に図太い神経も持ち合わせており、年齢を重ねる毎に肝が据わってきますよね(笑)。
こういった「女性らしさ」を仕事でも臨機応変に使いこなし、社会に役に立てることができれば、更なる収入アップは間違いないと感じてなりません。
103万円といった「扶養の範囲内」にこだわらず、もっと上を目指して良いと感じます。先日、私のお客様からも「今のパート先で自分がもっと役に立てるように頑張ってみたら、時給が上がったんです!」と嬉しそうに報告がありました。頑張った分だけお給料に反映されたら、自分にも自信がついてもっと頑張ろう!と思えるものです。
このように女性が元気に明るくなれば、家庭が明るくなり、会社や周りにも良い影響を与えますね。
1、女としての顔
2、妻としての顔
3、母親としての顔
4、社会人としての顔
以上のように、女性には4つの顔があると言います。これらの顔を使いこなし、魅力的な女性でありたいと感じます。
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