Ruby/Rubyの基礎知識

pryを使ってRailsアプリケーションをデバッグする(2ページ目)

高機能なデバッガーであるpryの使い方を紹介し、pryを使ったRailsアプリケーションのデバッグ方法も解説します。

橋本 拓也

執筆者:橋本 拓也

Rubyガイド

ソースコードを参照する

メソッドの定義を確認するには、show-methodコマンドを使います。使い方はshow-method ...メソッド呼び出し...あるいはshow-method ClassName#method_nameです。

show-methodには「$」というエイリアスが設定されており、以下のようにしても同じ結果が得られます。

ドキュメントを参照する

ドキュメントを参照する場合は、show-docコマンド(エイリアスは「?」)を使います。先に実装したRectangleクラスにはドキュメントを書いていないので、サンプルとして素数を扱うprimeライブラリのメソッドを見てみましょう。

また、riドキュメントがあればriコマンドも使えます。

pry-docでC言語のソースコード/ドキュメントを参照する

最初にpryと一緒にpry-docというgemもインストールしました。このgemの機能により、いままで見てきたようなRubyコードのみならず、C言語によるRubyコアライブラリの実装も覗き見ることができます。

次のページでは、Railsアプリケーションをデバッグするpryの使い方を解説します。

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