海外クルーズ/海外クルーズの基本情報

クルーズ選びと申し込み、どうすればいい?(2ページ目)

最近よく耳にするクルーズという言葉ですが、ホテルのように、自分の客室に宿泊しながら、寄港地に立ち寄りつつ、決められた港から発着する船旅をクルーズと呼びます。クルーズに行ってみたい時、最初に知るべき選択肢、どうやって情報を得るか、そしてどこに申し込むかを説明します。

藤原 暢子

執筆者:藤原 暢子

クルーズ ガイド

クルーズの情報はどうやって集める?

外国船のアトリウム

外国船の船内はきらびやかで一般的に施設も多い


今では大手旅行会社にもクルーズ旅行のパンフレットが置いてあることが増えました。旅行会社をのぞいてクルーズのパンフレットを集めてみましょう。会社によっていろんな客船会社のツアーを作っていますし、代金もそれぞれ違うので、インターネットで旅行会社のサイトを見て、「クルーズのパンフレット」を送ってもらうのもありです。
クルーズのパンフレット

旅行会社でクルーズのパンフレットを集めよう



日本船のパンフレットももちろんあって、旅行会社を通して簡単に申し込むことができます。日本船の場合は、船会社に連絡して送ってもらい、直接申し込むこともできます。

語学に自信がない人が、初めて外国船で海外クルーズに行く場合は、旅行会社が作っている、添乗員付きのパッケージツアーがお勧めです。慣れない申し込みをしてくれる上に乗船に遅れないように飛行機や港までの移動、必要な場合はホテルまでセットされています。

ただ添乗員さん分の料金が加わっているために割高だったり、反対に大手代理店の強みで、飛行機やホテル、船の客室を安く仕入れられて、代金が安い場合もあります。いくつかの旅行会社の、いくつかのパッケージツアーを比較してみましょう。できれば行きたいエリアのベストシーズンであること、各寄港地も旅行会社オリジナルのツアー(日本語)が組み込まれていて、行ってみたい観光地に寄るかどうかを確認します。

場合によっては、シーズンの始まりや終わりがけの安いクルーズをパッケージにしていたり、各寄港地では船側が主催した英語の寄港地ツアーを利用しなくてはいけないツアーもあります(語学に自信があれば、船会社主催のツアーでも問題ありません)。

行きたいクルーズのツアーが見つかれば、その旅行会社に申し込むだけです。書類などを書き込んだりはしますが、これは陸のパッケージツアーとあまり変わりません。気を付けたいのは、各ツアーに書かれている最低催行人数。会社などの休みを申請する人も多いと思いますので、催行されそうかどうか、旅行会社にはよく確認しておきましょう。

日にちが合わない時はクルーズの専門会社へ

行きたいエリアやちょうど良さそうな船があっても微妙に日程が合わない場合もあります。また旅行会社のパッケージツアーが不催行になると困る場合は、クルーズを専門に扱う旅行会社に相談してみましょう。クルーズの個人旅行を扱う会社があります。インターネットや電話で個人手配をしてくれるか確認してみましょう。

これらの会社は希望の日程のクルーズ、飛行機やホテル、送迎などカスタムメイドで提案してくれます。個人旅行という形なので添乗員さんは付きませんが、「初めてなので不安」などと説明すれば、船上に日本人コーディネーターという日本人のお世話をするスタッフが乗っている船を紹介してくれたりします。海外旅行は慣れていても、空港から港まで、また港から空港までの移動などが大変なので、そのあたりもアドバイスしてもらいましょう。

旅慣れている人はインターネットで支払までできる!

ウェブでの申込み

外国船のクルーズでも日本語のサイトで支払いまで完了できる船会社も

飛行機やホテルなど、インターネットを利用して申し込みをする人は、クルーズもインターネットで申し込めます。旅行会社経由でしか販売しない会社もありますが、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル、セレブリティ・クルーズなどは、日本語のサイトで、希望のクルーズ、客室タイプなどを決め、クレジット決済まで行うことができます(ただし、飛行機、ホテル、港までの移動なども自分で行います)。

どのクルーズもですが、クルーズの1週間くらい前に乗船券が送られてくるので、それを持って、出発です!

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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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