長野にある東急百貨店をご存知ですか?

お買いもの

東急百貨店でのお買い物が楽しくなる?

7月の株主優待を狙って投資するのであれば、どこがいいのでしょうか。

おススメなのは株式会社ながの東急百貨店(銘柄コード:<9829>)。東京を中心として展開する東急百貨店の子会社になります。

ながの東急百貨店は、長野県で最大の百貨店であり、もともとは地場資本の丸善銀座屋として創業したのが始まりです。その後、東京急行の事実上の創業者といえる五島慶太が長野県出身だったこともあり、東急グループと資本・業務提携を行い、1970年にながの東急百貨店へと商号変更したという経緯があります。

さて、ながの東急百貨店の株主優待はどうなっているのでしょうか?

優待利回り年4.6%!配当利回りも考慮すれば合計で6%超に!

ながの東急百貨店では、7月および1月末日における株主に対して、株主優待を支給しています。配当に関しては、1月決算のため毎年1月末に株式を保有する投資家に支給されています。業績動向により、今後変動する可能性があるとはいえますが、この企業の魅力はなんといってもお買い物に使える割引券が優待としてもらえる点と安定配当です。

ながの東急百貨店では、今期の配当予想を3円としており、ここ数年変わっていません。配当利回りは、2014年6月28日終値214円で換算すると1.4%。これだけだとそれほど魅力にはうつりませんが、お買物券が威力を発揮します。以下に株主優待券の内容を記載します。

■株主優待券の内容
東急百貨店の各店舗で使える買物優待券(100円相当券)
1,000株以上・・・1月末、7月末の半期ごとに50枚
2,000株以上・・・1月末、7月末の半期ごとに100枚
3,000株以上・・・1月末、7月末の半期ごとに150枚
4,000株以上・・・1月末、7月末の半期ごとに200枚
5,000株以上・・・1月末、7月末の半期ごとに250枚
6,000株以上・・・1月末、7月末の半期ごとに300枚
7,000株以上・・・1月末、7月末の半期ごとに350枚
8,000株以上・・・1月末、7月末の半期ごとに400枚
9,000株以上・・・1月末、7月末の半期ごとに450枚
10,000株以上・・・1月末、7月末の半期ごとに500枚

例えば、1000株保有者であれば1月末、7月末保有者に対してそれぞれ50枚(5000円分)の買物割引券が支給されます。すべて利用したとするならば、配当利回りは10000円÷214000円(6/28終値)×100=4.67%となります。配当利回りも考慮すれば6%を超えることに。

使い方ですが、ながの東急百貨店、北長野ショッピングセンターにおいては現金1000円以上の買物1回につき10%割引として利用できます。ポイントは、地方百貨店ではありますが、この割引券は東京や札幌にある東急百貨店でも利用可能であること。その場合には、現金3000円以上での買物の場合に利用可能です。

実は東急電鉄の株式を購入することでも東急百貨店の10%割引券はもらえるのですが、株価を考慮すれば、ながの東急百貨店の株式を購入した方がお得といえます(もちろん、東急電鉄の株式を購入した場合には電車のきっぷなどももらえるため、あくまで買物割引という観点で比較した場合になります)。そのため、東京や札幌にお住まいの方は、ながの東急百貨店の株式を購入することも「アリ」といえます。

業績はほぼ横ばい。場合によってはM&Aの対象となる可能性も

それでは業績面はどうでしょうか。ここ数年は、売上高が230億から240億程度となっており、横ばいに近いといってよいでしょう。そのため、大きく収益があがるといったことは見込みにくいものの、裏を返せば安定的といえ、配当や株主優待を目的としている方には投資しやすいのではないでしょうか。

投資指標面から見ると、2014年6月28日終値における会社予想をもとにしたPERは14.75倍、PBRは0.27倍(実績)と地方銘柄ならではの割安感があります。PBRの割安さからみれば、東急百貨店による完全子会社化も場合によってはあるのではないか?と思えてしまうくらいです。地味な銘柄ではありますが、長期で保有されるとメリットが大きいかもしれませんね。

株主優待の詳細は、株式会社ながの東急百貨店のホームページをご覧ください。
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