写真撮影/ペット・動物を撮る

猫を撮るコツは「普段から猫の行動をよく見る」こと

愛猫の可愛い写真を撮りたい、という声をよく聞きます。じつは、私も猫を飼っていて、よく愛猫の写真を撮っています。床でごろんごろんと転がり“ヘソ天”のリラックスした姿はなんとも可愛いもの。でも、いざ撮ってみると実物の可愛さが上手く表現できないことも多いはず。なかなか思ったように写らない猫の写真ですが、猫の習性を理解すればどんどん上手くなります。

小川 義文

執筆者:小川 義文

車・写真撮影ガイド

ヘソ天

猫の習性を理解すれば、“ヘソ天”の写真も撮りやすくなるでしょう。


猫はとても警戒心が強い動物なので、いきなりカメラを向けられるとビックリします。逃げ出してしまうだけでなく、その後もカメラを見ると怖がってしまうこともあります。猫写真の第一歩は、普段からカメラを目につく場所に置いておくこと。猫がカメラに慣れないとふいに訪れる可愛い表情を撮ることはできません。

猫写真の鉄則は、子供を撮るときと同じように猫の目線(ローアングル)になることです。猫の警戒心も緩和されいろいろな表情が撮れるようになります。液晶画面がチルト式のカメラだと撮影もしやすいですね。猫にかぎらず動物は動き回るので、ピンポケや手振れしないことがいちばん重要です。カメラの操作に関しては、そのことだけに集中してください。露出や色調は多少あまくても後から調整できますから。室内でのストロボの使用もおススメしません。猫の毛のソフトさがなくなってしまいます。最近のカメラは高感度撮影でもきれいに写すことが可能です。

猫はその存在だけで人間の心を癒してくれる不思議な魅力を持っています。猫は自由奔放な性格といわれていますが、その割には急に甘えてきたり、この独自の距離感のとりかたに心を奪われる人も多いでしょう。猫を上手く撮るコツは、普段から猫の行動をよく見ておくことです。伸びたり、寝顔やあくびの瞬間も可愛く撮れるようになるはずです。


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