【3】「してもらって当然」をやめる
目の前のトラブルだけに囚われることなく、「彼の存在」にいつも感謝できるかどうかがポイント
でも、世の中には「働かない夫」や「病気で働けない夫」、「家事や子育てが苦手な妻」や「病弱な妻」もいます。
普通に毎日のことをがんばってくれている夫や妻のことを、今の状態で、もう少し感謝できることがあるはずです。恋人同士も同じではないでしょうか。
「ありがとう」の反対は「当たり前」。
よく考えてみれば、彼と両思いになれたことだって「当然」ではありません。とても「ありがたいこと」のはずです。
例えば、「彼がメールをすぐに返してくれない」とき、感謝の気持ちがあれば、「私のメールに気づけないほど、仕事をがんばっている彼って、素敵!」とポジティブに捉えることもできます。
何かを手に入れる度に、それを「当たり前」という名の宝箱に入れては忘れていく私たち。
彼との関係が不調のときこそ、その「当たり前」という名の「宝箱」を覗き、俯瞰して彼に感謝できるかどうかも、大きなポイントです。
「当たり前」をやめて、「ありがとう」とお互いに伝え合える関係になれば、二人で何度も「新しい関係」に生まれ変わり続けることができます。
あるお寺の住職さんに寄れば、昨今、「感謝」を伝えにくる人よりも「祈願」に来る人のほうが断然多いのだとか。参拝という行為も、きっと、昔の人にとっては「感謝」を振り返り、心をニュートラルにするための、いい習慣だったのかもしれません。関係がギクシャクしていると感じたとき、二人で寺社仏閣にお参りすることも、お勧めします。
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